【適応障害・うつ】引っ越し後初めての通院(転院) #78
2022年9月末に適応障害、うつと診断され、2022年10月から現在に至るまで休職しています。3月末に退職予定です。
これまで1年半ほどメンタルクリニックに通っていましたが、引っ越しを機に紹介状を書いていただき、転院することにしました。
今日がその転院して初めての診察の日でした。
これまで先生にうまく話ができなかった経験があるため、今回もうまく話せるか、話が伝わるか、話を聞いてもらえるか心配していました。
そんな不安と心配をかかえながら、隣の隣の市まで車で40分かけて向かいました。
問診表を書き、しばらく待って、血圧の測定をしたあと、看護師さんとの面談からはじまりました。
今現在の環境や、これまでの経歴や動き、これからのこと、親兄弟のことなどを聞かれました。
看護師さんとの面談は約20分ほどでした。
その後またしばらく待って主治医による診察となりました。
先生は穏やかに話し始め、まずはコロナが周りで流行っていること、そのためにマスクやパーテーションを使用していることの説明を受けました。
そこからこれまでの診察や仕事のことなどを一通り話した後、幼少期のこと、高校での一人暮らしのこと、大学生活でのことを聞かれ、説明しました。
幼少期のことや学生時代のことを聞いてくれる先生は今までにいなかったので、やっと聞いてくれたか、とホッと安心しました。
先生も「幼少期のことや学生時代のことが現在の症状に関わっている部分が大きくなるから、本来はそういったことも聞かないといけないんだよ」と説明してくれました。
先生曰く、幼少期にどのように活動していたか、そして今どんな動きをしているかで双極性障害や統合失調症などの可能性を導き出せることもあるのだそうです。
これまでにそんな説明を丁寧にしてくれる先生はいなかったので、ある程度知ってはいる事実でしたが、その言葉を聞けてまたホッとしました。
また、早くから実家を出たり、ずっと一人で抱えて頑張ってきた学生時代のことも「よく一人で耐えてきたね」と認めてくださりました。
また、これまでの診察の話をしている時に、入院の話をしたのですが、私がめちゃくちゃ不信感を抱きながら過ごしたことについて納得してくれました。
というのも、先生は、診察の仕方と判断、入院先の先生の診察頻度、入院期間、薬の処方がおかしいことを指摘しました。
「ぼったくりだよこんなん!!」
「心理検査の結果を開示しないのはおかしい。開示は義務だよ!」
「この状況で2か月も入院させられたの!?おかしいよ・・・」
「この薬を処方するのはおかしい。悪く言えば実験台にされたのかも」
と言っていたので、改めて私の入院は苦痛であったことを確認できました。
今更その時の状況は変えられないのですが、ずっと抱いていた不信感を理解できる人が現れて少し嬉しかったです。
そして今までのことや今の状況について優しく「辛い思いをしたね」「がんばってきたね」という言葉をかけてくださってとても安心しました。
これまでの先生たちには言われることのなかった食事のとり方や、生活の仕方のアドバイスもいただけました。
先生は、
「カウンセリングのシステムはこれまでの病院と同じで備わってないけど、ただ薬を処方して終わり!みたいな状況にはしないし、忙しくて長く時間はとれない日もあるかもしれないけど、寄り添って、薬だけに頼らない診察をしていきます」
と言ってくださりました。
薬の処方の根拠、服用中の注意や説明もしてくださりました。
一通り診察が終わって、今までの先生とは違うなということを感じました。
↓これまでの先生(通院先、入院先の2人)の様子
・話を最後まで聞かない、遮る(通院、入院)
・同じことを何度も話す(通院、入院)
・何度苦しいからやめてくれと話しても投薬や診断結果を変えようとしない(入院)
・そもそも私の話を聞こうとしない(通院、入院)
・特にアドバイスをもらえない(通院、入院)
↓今日診察をしてくれた先生の様子
・話を最後まで聞いてくれる
・どのような診察をしていくかやしているかの説明をしてくれる
・質問をしてくれる
・薬の処方以外の生活のアドバイスをしてくれる
・穏やかで優しい
引っ越し前にきいていた良い評判の通りの先生なのかなと感じました。
カウンセリングの設備はないですが、この様子なら先生と話すだけでも十分なのかなと思います。
薬の処方も気軽に相談できそうなので、次回また相談してみようと思います。
次回の診察は来週末なので、それまでまた慎重に様子を見て生活していきたいです。
診察前に抱えていた心配や不安はなくなって良かったと思います。
明日以降は部屋の片づけをしたり、図書館に行ったりしたいと思います。
雪もまだまだ残っているので、散歩もほどほどに頑張りたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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