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先日、鳥取県が「水利施設サポートセンター」を
開設したというニュースがあった
老朽化したり大水で破損したりした水路が多くなったため
しっかり管理、保全する必要があるからだろうと
近くの農業水利を下流から上流へ歩いて見ると

水利に入っていた土砂や草木が掬い上げられていました

こんなジャングルのような場所でも

水路はキレイに掃除されていました

田植え前の時季なので
下流域の農家や関係者が

受益者の役目として

水路を塞ぐ枯れ木や土砂を片付けたのでしょう

もう少し上流にはこんな複雑な堰があり

何処から来た水が何処へ行くのか分かりません😅

日本の農業用水路の長さは
受益面積が100ha以上の基幹的水路は
4万9千キロで
農業用水の総延長は
地球10周分40万キロといわれます😍
この面積の国でこの水路の長さ
他の国にあるのか分かりませんが
太い動脈から毛細血管が網の目のように出て
血液が全身に巡るように全国に水路が張り巡らされ
豊かな大地が出来ました😍
しかし今では、農業離れや少子高齢化で
このような水利を保守する人も少なくなり☹
我が家の親戚も専業農家はいなくなり
友人に一人あるだけになりましたが
日本人が1000年掛かって創り上げた
水を分け合う文明、水利共同体とその精神は
いったいどうなってしまうのか😨

鳥取県の水利施設サポートセンターに期待しましょう😅 


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