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アメリカのbarberコレクター達は、現代の理髪店は殺菌された味気ない場所になってしまったと嘆き😥
アメリカの心理療法士ミックハンター氏は、かつての理容店は、ホワイトカラーもブルーカラーも老いも若きも集り、天候から政治経済、ゴシップまで語りあう場所であり
そんな場所がアメリカの草の根民主主義を支えていた
しかし現在は、全国チェーン店の進出で古くからの商店が失くなり、大型ショッピングモールで買い物をするようになった。結果、お互い言葉を交わすこともなく、誰もが匿名の存在になってしまった。それが現代人の病理となっているのではと問題提起をしている😥

この数十年の変化は、ミヒャエル・エンデの童話「モモ」に出てくる床屋のフージー氏が、灰色の男たちに時間を盗まれて、効率のみの仕事をするようになり、人間関係と心の豊かさを失ってしまう姿を思い起こさせる😥
私達は新しいものを追いかけ、古いものを捨てることで経済発展を続けて来た
その結果、時間は耐えられないほど軽くなり、町は薄っぺらなものになってしまった😥
疾走する時代に合わせた新しい店も良い、しかし時間を積み重ね歴史の厚みを表す店もあっても良いのではないだろうかと考え、日本とアメリカの理容史料を集め、現在のような理容史料館を兼ねた店に、新装開店ならぬ旧装開店したのは26年前😍

現在は、古き良きアメリカのバーバースタイルが人気になっていますが
時代の変化で、ラストランナーがトップランナーになったと思ったら歳をとっていたという…トホホ😥

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