【50代トライアスリート】自分がアンケートに答えた本を読んでみた 2024年7月
はじめに
ランニングアプリつながりで書籍を出すのでランナーにアンケートをお願いしたいというお知らせがあり、記入して送信。先日著者さんからアマゾンから発売です!と連絡あり、紙媒体の本を買って読んでみました。
ちなみに仲介したのはランニングアプリのトレーナーをされてるマラソン女子元日本代表の市河麻由美さんです。書籍の中に紹介と記事が載っています。現在は市民ランナーの指導もされていて、都会は恵まれてますなー。
走り出すその一歩が未来を変える
35歳から走り始めラン歴30年というベテランランナー三井さんの著書です。もちろん自分も走って健康に(!?)なったので、皆んな走るとこんないいことあるよ!という話題に大賛成。noteで伝えたい真理ですね。
本を読む対象者としては、走るのって楽しいんじゃない?と思い始めた方とか何か運動をしたいけどマラソンとかどうかしら?と考えている方。ふだん全く運動しない方が読んでも、響くのは難しいかもですね。
自分が走り出したきっかけ
著者の三井さんは犬の散歩がきっかけで走り始めたそうです。自分が走り出したきっかけは、まずテニススクールのレッスンに耐える体力を作るためでした。体力の衰えを感じて初めて「走ろうか」となったわけです。
これは大なり小なり思い当たるランナーは多いのでは? 実際大会のスタートリストを見ると20代30代は少ないのですが40代からぐっと増えて、自転車関連なんか50代が多い。高齢者スポーツなん?と思うくらい。
そんなこんなで自分はラン歴12年
40歳で40km走ろう!と思い立って12年。ランニングクラブに入るほどガチではないし、他の競技と違ってマラソン大会って一人で参加してもそれなりに楽しい。大会で得た学びや失敗を次に活かす成長もできます。
12年たつと速くなるイメージはありますが全然そんなことなくて、楽に走れるとか失敗が減るとか、長い距離をリタイアせずに走れる、すなわち「強いランナー」にはなったのかな。何より走る習慣がついたのは大きい。
これがテニスだったら?
自分はテニスというか、スクールには通い続けています。マラソンとの大きな違い、それは「無意識の動き」があることです。この無意識の動きのコントロールが歳のせいか何年たっても修正できず、上達しませんね。
マラソンはフォームを意識したりペースを調整したり、案外意識してコントロールできる競技です。ところがテニスはふわっと浮いてきたチャンスボールをつい「手のひらで」「殴るように」ラケットをふりミス!の連続。
テニスはそこそこで続けられる
ただ体力が必要とはいえゲーム性もあり、ちょこんと当てるだけでも上手くやれば勝負になります。そこそこの上手さで何年も楽しむことができます。家近くのコートでもおしゃべりして自己流のテニスでやってる人多い。
マラソンは「そこそこ」というのが難しいような。基本「もっと速く」「もっと長く」「トレイルも攻略」などレベルを上げていくことを追求するようになります。楽しくジョグだけで続けることが逆に難しいようですね。
どこへんが境界線か?
フルマラソン4時間切りは自分の経験からはまぁまぁハードルが高いし、5時間は大会によっては関門にひっかかる。フル4時間半くらいで走れると、ハーフだと2時間前後だし、ほとんどの大会は楽しめるようになるかと。
これくらいのレベルになると、「エイドの食事すべて制覇」とか「仮装ランナー」とか「初マラソンのペーサー」の楽しみができます。境界線をこえたら?⇨ウルトラマラソンとかサブフォーとか修行の世界に踏み込みます。
自分の一歩は未来を変えました
①週末のテニスに備えて水曜日の公園を走り始めた。②通勤用にアルミのロードバイクを購入した。③初めて度付きレンズのゴーグルでプールに入った。これらのチャレンジは12年後の自分を大きく変えました。
そして運命の12年前の今頃、定員の埋まらないフルマラソンのエントリー画面を見ながらマウスをPC上でクリクリ動かしていた自分。ポチッ!と押してもうた。それに向けてのハーフマラソンも角2の封筒で申し込み。
この歳でも達成できる喜びと学び
自分が小さい頃思い描いていた50歳代て、とてもじいちゃんなイメージ。55歳退職の仕事も今よりもずっと多くて。その歳に近い自分が、30代で作った礼服がそのまま着れたり、マラソンやトライアスロンを完走したり。
角2封筒で申し込んだ初めての大会は失敗の連続でした。駐車場が混む、シャトルバス乗れない、トイレ混む、最後尾スタート、散々な結果、帰り渋滞。失敗は成功のもとですし学びと言えば聞こえはいいですけどね。
走り始めて良かったこと
体型を維持できたこと。運動習慣がついたこと。食事に気をつけるようになったこと。しないことを決めたのも良かったかな。TVや遅くまでの飲酒はしない。なるべく過食につながる情報に触れないようにしてます。
食事については、お肉やお魚といった蛋白質をしっかりとります。最近聞いたのは、蛋白質は良質な睡眠にもいいらしい。幸い買い物係は自分なので、お肉をたくさん買ってきます。逆に糖質は炭水化物含め、控えめです。
おわりに
じゃあ仮に30代の頃の自分がこの本読んで走り始めたかというと「それは絶対ない」ですね。クルマとかオートバイとかまだ興味ある頃でしたし、移動に徒歩や自転車はありえなかったですね。暑さ寒さにも弱かった自分。
それだけに20代〜30代のnoterさんが、走ったりロードバイク乗ってるともう期待しかないです。自分もいつまでするかなぁ、持久系やめたら細々とテニスしようとフィットネス代わりにスクール通い続けますかね。
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