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特殊設定リーガルミステリー
こんにちは。午前中からお天気情報で雷雨になるとメールなどもくるので、急いで午前中に用事を済ませてきました。
さて連日ですが、ミステリーを読み終えたので、感想を書かせていただきます。
読んだ作品の紹介
出版社 : 文藝春秋
発売日 : 2023年4月24日
単行本 : 368ページ
この作品を選んだ理由
『法廷遊戯』が映画化され注目を集める現役弁護士作家の特殊設定リーガルミステリーということで、期待して読みました。
私が「法廷遊戯」を読んだ時の記事はこちら
あらすじ
僕(宏哉)と杏梨は、週に3回クリニックで人工透析治療を受けなければならない。そうしないと生命を維持できないからだ。ベッドを並べて透析を受ける時間は暇で、ぼくらは学校の噂話をして時間を潰す。僕らの通う鏡沢高校には校則がない。ただし、入学式のときに生徒手帳とともに分厚い六法を受け取る。校内のいたるところには監視カメラが設置されてもいる。髪色も服装も自由だし、タピオカミルクティーを持ち込んだって誰にも何も言われない。すべてが個人の自由だけれども、〝法律〟だけは犯してはいけないのだ。一見奇妙に見えるかもしれないが、僕らにとってはいたって普通のことだ。しかし、ある変死事件をきっかけに、鏡沢高校、そして僕らが住む街の秘密が暴かれていく――。法律が絶対視される学校生活、魔女の影に怯える大人、血を抜き取られた少女の変死体。一連の事件の真相と共に、街に隠された秘密が浮かび上がる。
感想
校則のない学校というアイデアで、自由な雰囲気を感じさせる一方、法律を犯すことによる厳罰が存在するという矛盾が興味深く、このユニークな設定が物語の進展にどのような影響を与えるのかがまず気になります。
そして街の秘密が一体何なのか、変死事件を通じて鏡沢高校と街の秘密が明らかになるということで、どのような展開が待っているのかと読み進めるうちにどんどんと惹きつけられていきました。
さらに宏哉と杏梨が直面する困難や秘密の解明によって、どのように変化していくのかも注目でした。
総じて「魔女の原罪」はユニークな設定と興味深いプロットを持った作品と言えると思います。
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昨日の記事はこちら
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今日もあなたにとってかけがえのない1日となりますように。
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