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ゆんでめて

今日は私の持病の定期受診日でした。午前中主治医と面談して今の私の状態を説明し、この一番状態の悪い時期をいかに乗り切るか相談してきました。

暖冬だと軽くて済むので、この2年ほど楽だったように感じていましたが、どうも今年は寒さが厳しいようで、気圧が変化するたびに落ち込みが酷くなります。ひどい時は自虐的に自分の存在を否定しまうときもあって、本当に夫に申し訳なくなる日も出てきました。

それでも生きているのは、目の前に積まれた本の山とこうやってその本のことを書き留めておこうとする思いによるものだと今思います。

今日もしゃばけシリーズです。

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屏風のぞきが行方不明になり、悲嘆にくれる若だんな。もしあの日、別の道を選んでいたら、こんな未来は訪れなかった? 上方から来た娘への淡い恋心も、妖たちの化け合戦で盛り上がる豪華なお花見も、雨の日に現れた強くて格好良い謎のおなごの存在も、すべて運命のいたずらが導いたことなのか――。一太郎が迷い込む、ちょっと不思議なもう一つの物語。「しゃばけ」シリーズ第9弾。(Amazon内容紹介)

今回も短編のお話ですが、今回は4年後から始まり、3年後、2年後・・・と時間を遡っていきます。それゆえに「誰々と出会ったのは」と書かれていても、誰なのかはっきりしないまま読み進めなくてはいけませんでした。
読み終えると正体はわかりましたが、遡ったお話に多少の違和感を感じました。「しゃばけ」らしさがありますが、好みは分かれる作品だと思います。

前回にも書きましたが、今回も一太郎が大人になっていくのを感じずにはいられませんでした。大人になっていく事に少し寂しさを感じますが、人間に永遠の若さはありません。「しゃばけ」らしく一太郎が成人するのを見守りたいと思います。

冒頭にも書きましたが、読書以外、手につかない時間もあります。今はなんとか生きて読み進めることを考えようと思います。

季節柄皆さまもご自愛ください。

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