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高田郁「あきない世傳金と銀13巻大海篇」

読んだ本の紹介

アマゾン

出版社:角川春樹事務所
発売日:2022年8月9日
文庫本:368ページ
内容:物がさっぱり売れない享保期に、摂津の津門村に学者の子として生を受けた幸が齢九つで大坂天満にある呉服商「五鈴屋」に奉公へ、徐々に商いに心を惹かれ、「衣裳とは何か」「商いとは何か」、五鈴屋なりの答えを見出すシリーズ完結編。

この本を読んだ理由

ベストセラー「みをつくし料理帖」シリーズですっかり高田郁氏のファンになり、このシリーズは出るのを楽しみにして、読み続けました。

あらすじ

宝暦元年に浅草田原町に江戸店を開いた五鈴屋は、仲間の尽力を得て、一度は断たれた呉服商いに復帰、身分の高い武家を顧客に持つことで豪奢な絹織も扱うようになっていた。だが、もとは手頃な品々で人気を博しただけに、次第に葛藤が生まれていく。吉原での衣裳競べ、新店開業、まさかの裏切りや災禍を乗り越え、店主の幸や奉公人たちは「衣裳とは何か」「商いとは何か」、五鈴屋なりの答えを見出していく。
時代は宝暦から明和へ、「買うての幸い、売っての幸せ」を掲げて商いの大海へと漕ぎ進む五鈴屋の物語、いよいよ、ここに完結。

Amazon内容紹介より

感想

物語の終わりは前回から少しづつ感じ取っていたとおりに結ばれていました。とにかく寂しいの一言です。

気になるのは幸の妹 結の行方。彼女なりの生き様も凄まじいと思っていたので、今後発刊されれる続編2篇に期待したいところです。

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