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正体

連日ですが、昨日Netflixで気になって、一気に見たドラマを紹介します。


見終えた作品

WOWOW

2022年11月18日よりWOWOWにおいて全4話で放送。

キャスト・スタッフ

出演 亀梨和也、黒木瞳、市原隼人、貫地谷しほり、上川隆也ほか
原作:染井為人「正体」(光文社)
監督:中田秀夫 谷口正晃
脚本:前川洋一
音楽:海田庄吾
チーフプロデューサー:青木泰憲
プロデューサー:廣瀬眞子 黒沢淳 三本千晶

あらすじ

ある夫婦が殺された殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑を宣告された鏑木慶一(亀梨和也)が、移送中に刑務官の隙をつき脱獄する。テレビなどマスメディアでは鏑木の脱獄が大きく報じられ、警察が全力で行方を追うも、鏑木を捕まえられずにいた。一方、事件の被害者夫婦の夫の母親である井尾由子(黒木瞳)は若年性認知症を患っており、事件のトラウマを抱えながら介護施設で療養している。やがて、鏑木は逃走しながらも潜伏する先々で名前や姿を変え、工事現場の作業員・野々村和也(市原隼人)やライター兼ディレクターの安藤沙耶香(貫地谷しほり)、痴漢の冤罪被害に遭った弁護士の渡辺淳二(上川隆也)と出会い、彼らを窮地から救っていく。なぜ、鏑木は人々を救うのか──。野々村たちは鏑木が指名手配中の死刑囚だと気付いたとき、「彼は本当に殺人犯なのか?」と疑問を抱き始める。

WOWOW

この作品を選んだ理由

私はWOWOWに加入していないので、WOWOW制作のオリジナル作品はNetflixで配信されてから見ることができます。原作者が染井為人さん、監督が中田秀夫さんということで興味が湧き見始めました。

感想

死刑判決を受けた主人公は、冤罪を主張するも、全く受け入れられず、脱獄してしまうという、ショッキングな内容です。

逃走中に彼が出会う人々、彼らが抱える問題に脱獄囚である主人公が真摯に向き合い、彼の本質を知った時、彼を助けようと動き、再審において無罪を勝ち取る姿は心に迫るものがありました。

4話のそれぞれで、主人公が向き合う人々の持つ問題も、それぞれ現代社会が抱える問題であることも興味深いものがあります。

原作を読んでいませんが、ドラマ以上に力のある作品だと推測します。こういう作品を制作するWOWOWに対して、敬意を表します。

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