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私がLondon School of Economics(LSE)で学ぶ理由(1/3)

数ある英国の大学院の中でも、何故LSEを第一志望にしたのかを解説します。
長くなったので、3回に分けます。
今回は世界ランキングについて説明します。

主要世界ランキング

下記の記事で申し上げたように、ランキングにとらわれる必要はありませんが、意識する必要があります。

ランキングが高いというところは、下記のような傾向があるからです。

・論文被引用数が多い
・学会での評判が高い
・卒業生を雇用した側の評判が高い
・留学生比率が多い

算出方法は下記のサイトがわかりやすくまとめています。

色々と批判もされている主要な大学ランキング3種(QS、THE、ARWS)ですが、参考にすべきところは大いにあると思います。

社会科学ランキング

さて、ここからはLSEの世界における大体の立ち位置をランキングを基に説明します。
主要な大学ランキング3種では人的資源管理論(Human Resource Management、以下HR)限定のランキングがないので、私は「社会科学(Social Science)」のランキングを参考にしました。

LSEは「社会科学」に特化しており、理工系専攻がある大学と比較すると、全体のランキングでは不利になります。
一例として、QSのランキングでは世界全体で56位でした。

私が他に出願した大学のうち、志望順位がLSEより下のManchesterの総合ランキングは20位代、Edinburghは10位代、UCLは8位なので、総合ランキングだけ見ると、LSEを第一志望にしたことを不思議に思われるかもしれません。

ただ、「社会科学(Social Science)」分野では、LSEは世界でもかなり評価されています。
例えば、同じくQSのランキングでは、世界3位、欧州の中では1位に位置しています。

このように、志望大学選定の際は、総合ランキングだけでは、分野別のランキングを見ることをお勧めします。

開発学ランキング

英国の大学院を志す人の一定数は将来国際機関等で活躍することを目指していると思います。
もし読者の皆様がそれを考えているのでしたら、開発学のランキング上位をチェックすることをお勧めします。

LSEはこの分野では4位に位置しています。
私は人的資源管理論のほか、開発学も学びたいと考えていたので、こちらのランキングも気にしていました。

私が進学するLSEの専攻では開発学の内容の講義もあります。
また、開発学専攻の講義にも出席し、その分野で世界的に評価の高い教授からも学びたいとも考えています。

まとめ

進学先選定の際、世界ランキングは参考材料の一つにするべきこと、また、総合的な世界ランキングだけではなく、分野別の世界ランキングを確認すべきだという内容でした。

私がLSEを第一志望にした理由はもちろん他にもあります。
次回はLSEを選んだ理由として、HRに焦点をあてた内容の説明を予定しています。

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