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キンモクセイ

今週はキンモクセイの香りが全盛を迎えている。何か今年は9月に一度キンモクセイの香りがして、一度どこかへ消え、また戻ってきたような気がするが気のせいだろうか。いつも、「もう終わってしまったか」と残念な気持ちになるので、今年はキンモクセイの香りを2度楽しめて、さらに香りもいつもより長く持続している気がするのでラッキーな気持ちである。おそらく今年は一度寒くなった後、9月の暑さが長引き、そこで一度開花がストップして10月中旬に一気に寒くなったからそうなっていると思うが、こんなことは今までで初めてのような気もする。香りがすると「花はどこだどこだ」と探し回る時もあるが、木は遠い場所である場合もある。それほど香りが漂うのだ。とても印象的な花であるから、キンモクセイについてのブログは至る所にあると想像するが、自分のなかでのキンモクセイに対する思いを書き残しておきたいと思った。

陽気が素晴らしく、年末に向かうワクワク感、おいしい食べ物、そしてこのキンモクセイの香りを楽しめるのも、自分が秋を好きにさせる理由である。妻が韓国から日本に留学に来た季節が秋であり、その頃の香りがいい思い出であるとのことで、キンモクセイは日本の思い出の花であると言う。アメリカでも見たこともなく、韓国にも無いようであるから、妻が日本だけにあるのかと疑問に思い、キンモクセイについて少し調べてみた。調べてみたところによると、江戸時代に中国から日本に渡来したとのこと。英語ではOrange osmanthus。似たような花は海外にあるようだが、キンモクセイ自体はあまり見られないようだ。

今週末ぐらいに香りが楽しめなくなるであろうが、ハロウィンも終わり、アメリカではサンクスギビングの休日に向かって盛り上がりはじめ、日本ではクリスマス、正月と大きなイベントを迎え、寒さを感じさせるとともに、このなんとも言えない年末へのワクワク感を感じさせ始めるものの一つがキンモクセイの花の香りであり、秋をできるだけ長く楽しめるように、春の桜のように少しでも長く咲いてほしいと思わせるのである。

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