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中国人の親友との再会

今日の夕方、当時中国から留学に来ていた大学時代の同級生の親友が仕事で大阪から名古屋に来ていたので久しぶりに会った。彼は中国杭州に近い町の大きな実業家の家に生まれながらも、異国の地の大阪で独立して商売を始め、相変わらず、現在も世界中を駆け回り輸入の商売でバリバリ活躍し、活発な様子で、元気な姿を見られてよかった。コロナ禍でも国内を飛び回り、ずっと動き続けていたというのは予想通りであった。

自分が留学を決意したのは、大学時代に他国でハングリー精神で頑張る彼ら中国人や韓国人留学生の姿に影響され自分も外国人の立場になってみたいと思ったからでもあり、自分をより行動的にしてくれたと今でも思っている。ことなかれ主義が蔓延する日本において彼のような行動力にときどき刺激を受け見習うことも大事だと思う。

挑戦する姿勢や行動力では全く及ばず、昔は彼のようにならなければと思っていたが、自分は自分の個性があるとして、いい影響をもらって自分なりに頑張ることができたらいいと今では考える。

大学時代、殻に閉じこもっていた自分であったが、殻を破ることができたのも彼のおかげであり、彼の行動力に連れられて街に繰り出し、生涯の伴侶である妻に出会うこともできた。だからこそ、結婚式の友人代表スピーチは彼にお願いした。

日本のメディアばかり見ていると、中国に対しての嫌なイメージばかり植え付けられるが、こうやって実際に会うことで、本来の中国人の良さと客観的な見方を再確認できる。世界の民主主義陣営と全体主義陣営の戦いの中、民主主義が全てではなく、本当はお隣の中国と友好関係になっていくことがベストであるということを忘れていた自分と、いつのまにか偏った見方をしていた自分を確認することができた。

「いつか」と言っていたらいつまでたってもできないと彼に怒られるそうであるが、いつか一緒に仕事で携えることがあればうれしい。今日は名古屋でたこ焼き屋を開くのもいいかもという話もでて楽しかった。

自分にとって話が大きすぎる時もあり、別世界のような人にもなっているが、友達の事が好きで、旧友を大切にして、時々連絡をくれる彼が好きである。今日はそんな思いをもって会うことができてよかった。

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