見出し画像

突撃ぃ〜!!あれ?私の武器はなに?自分の強みを見つける方法

 マーケティングの世界でよく聞く言葉に「強み」ってのがあります。
「自社の強みを生かして、今までにない新しい製品をつくりましょう!」
 なんて意気込んで新しい製品を作るといつもとたいして変わらない平凡な製品が出来上がります。 
 多くの場合、この現象の根本は実は単純です。自社の「強み」を決めつけてしまっていることが原因です。
 あなたの強みはなんでしょう?と聞かれた時にいつも同じような返答をしていませんか?
 相手が誰であれどんな場合であれ、大体同じ強みを主張する人が多いです。
 つまり主張する強みが同じなのですがから、その人が作り出す製品などアウトプットされたものは似たようなものになりがちです。

 さて「強み」ってなんでしょう?強みの分析から入ってみると新しいあなたが見つかるかもしれません。
 「強み」はつまりあなたの「武器」です。武器には2種類あります。

物理的武器
物理的武器とは例えば飲食店で言えば立地条件などです。高級感のある店舗、他にはない調理器具、大きな駐車場、カラオケルーム、個室、大宴会場など形ある要素で構成される武器です。
無形の武器
無形武器とは独自な調理方法などのノウハウが代表的な例です。そのほかにも、教育マニュアル、認知度、福利厚生、実績と信用、他社との関係であるバリューチェーンなどが挙げられます。

 通常、強みというと物理的武器に目が行きがちですが、無形の武器の方が形を変えてアウトプットできるので今までとは違う製品やサービスが生まれがちです。

 さてあなた個人の強みを以上の2種類に分けて探してみてください。今までは気が付かなかった自分の魅力に気がつくかもしれません。

強みが弱み、弱みが強み?
場合によっては弱みが強みになる事があります。
 私事ですが親戚のおばさんが茨城の田舎で小さな飲み屋をやっています。
 場所はものすごく不便です。周りには電車の駅どころかバス停もありません。隣の家までも随分距離があります。
 しかしながらかなり人気なのです。何故かといえばその飲み屋がカラオケ大会の場として有名となっているからです。
 お店に近づくだけで、店内からかなり大きなこもった音でカラオケの歌声が聞こえます。ドアをガラッっと開ければ一気に音圧が体を包み、大会会場入場を体感できるのでうす。
 これは防音ドアで塞がれたカラオケボックスでは絶対できない体験です。
 私の叔母の店は普通に考えたら立地は最悪、人もまばらで集客も通常は難しい状況です。しかしながら人もまばらな田舎なのでどんなに騒音を出しても苦情が来ないのです。
 これは正に弱みを逆手にとって強みとした好例だとおもいます。
 また、予算がなく片付ける事が出来なかったどうしょうもない廃材置き場を使用し、サバイバルゲームの会場として営業している知り合いもいます。
 人間の性格でも、「元気な人」は「騒がしい迷惑な人」、「計算高くて信用できない人」は「人を出し抜いて戦略を立てるのが上手い人」・・・など強みが弱みに、弱みが強みになることが多々あります。

 あなたが弱みだと思っている点をもう一度よく考えてみてください。もしかしたらそれが物凄い強みに化ける可能性があるかもしれませんよ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?