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禁酒9日目 本能を理解する

人間も動物ですのでもちろん動物としての本能があります。

「地図を読めない女、話を聞かない男」という本が流行った事があります。

この本では男女の意識の違いは太古からの生物としての男女の違いからであると説明しています。

例えば・・・

オスは家族の為にエサを取らなければなりません。よって遠くの物がすぐに発見でき、方向感覚も優れています。男は女に比べて道に迷いませんし、方向を判断する時他の人に頼りません。

しかし、冷蔵庫の中のケチャップを探す時、目の前にあるにも関わらず気がつかず「ない!ない!」と騒いだり、道に迷ったにも関わらず決して人に道を聞こうとしません。

メスは子供を育てるためにコミュティーの中で過ごします、よってこまごました作業が得意でコニュティー内のコニュニケーション能力に優れています。

しかし、解決策を提示するのが苦手、むしろ共感を大切にし人間関係を優先させます。
人数分用意されていた鍋のお肉を男性が他人を気にせずいくつも食べてしまうとブッチギレます。
コニュニケーション最大の道具である語学も女性が圧倒的に得意、通訳業に男性はほとんど見受けられません。

・なぜ誘惑に負けるのか?

かつての人間は常に飢えの危機に晒されていました。

農耕などが発達する前は約束された未来の食料はありません。獲物が取れる時が満腹になる時です。

明日になったらもっと大きな魚が来ると予想は出来ても自然相手ですから確定は出来ません。

つまり人間は将来に大きな収穫があるかもしれなくても目の前の獲物を本能的にゲットするようになっています。

そこで人間はお腹が空くとお腹が一杯でも食べようと試みます。なぜなら、次に獲物が取れるのはいつか分からないからです。

原始時代には人間以外の外敵の襲来の恐れもあります。

自分にとって不快な感覚を持つとすぐに行動します。なぜなら、外敵からすぐさま身を守らなければならないからです。

人付き合いでも同じ事が起こります。

人は同族、つまり人間から攻撃を受けてもすぐに脳が闘争反応、もしくは逃走反応を起こします。

人間にとって驚異的に物理学危険が減少した現代社会では・・・もし、誰かから攻撃的な態度を受けそれにすぐに対抗するのは得策ではありません。これらの感覚は現代社会では邪魔になる事が多々あります。

しかし、これらの本能は現在でも人間の脳に残されているのです。

ストレスなど不快な感覚を感じると本能が先に働き、自己管理能力、つまり「意思の力」が減少します。

本能は「目の前のケーキを食べろ!」「ストレス感じたら酒を飲め!」と命令するのです。

この本能の仕組みを知っていればあなたが本当にそれを食べるべきなのか飲むべきなのか判断出来るかもしれません。

なぜならその行為は本能的であり動物とは違う「人間」としての理論的行動とは異なるのですから!

まとめ:「人間やめますか?」やめたかないよね〜!だから今日は飲まない。同士の皆様、今日だけでも人間的な生活を一緒に送りましょ。

永作


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