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三角筋を考える

どうも、
初めてフェスでアーティストサポートしました
やまねです。


2日間のフェスで20名以上の方の
身体コンディショニングさせていただきました。


新たな出会い、発見があり
本当によい経験になりました。


そこで感じたのが
"バンドマンは姿勢の崩れが似ている事"です。


右肩の三角筋が固くて
肩甲帯の動きが制限されていたりします。


そんな経験もあったので今日は三角筋について
考えてみようと思います!

三角筋の基本情報

肩をどの方向に動かすにも関わってくる三角筋。
言わずと知れた肩のアウターマッスルですよね!
三角筋は3つの線維に分けられます


        < 前部線維 >

◎起始
→鎖骨外側1/3の前縁

◎停止
→三角筋粗面 (上腕骨中央外側)

◎作用
→①肩甲上腕関節(GH)の屈曲、内旋
   ②GH90°外転位では水平内転

◎神経 (他の線維も同じ)
→腋窩神経C5,6

◎血液供給 (他の線維も同じ)
→後上腕回旋動脈

◎最大短縮位
→GH屈曲+内旋+水平内転

◎最大伸張位
→GH伸展+外旋+水平外転



                        < 中部線維 >

◎起始
→肩峰外側縁

◎停止
→三角筋粗面

◎作用
→①GH外転

◎最大短縮位
→GH外転

◎最大伸張位
→①GH内転


                        < 後部線維 >

◎起始
→肩甲棘の下縁

◎停止
→三角筋粗面

◎作用
→①GH伸展、外旋
   ②GH90°屈曲or外転位では水平外転

◎最大短縮位
→GH伸展+外旋+水平外転

◎最大伸張位
→GH屈曲+内旋+水平内転


そして何より
三角筋が十分な筋力を発揮するには
腱板(ローテーターカフ)による支点形成が
必須
になります!!


つまりは、
インナーマッスルである腱板が骨頭を求心位に
させてからでないと
アウターマッスルである三角筋は
効率よく収縮できない
わけです!

当たり前のようでかなり大切な事ですね…!


加えて三角筋の筋連結も確認してみましょう!

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