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広背筋と大胸筋の関係性

どうも、
3月のライブサポートにそなえてます
やまねです。

その中でもライブ見させていただいたり
ライブ後のケアもいただけていたりして
ありがたいかぎりです。

もっと沢山の方から依頼をいただけるように
日々勉強ですね。


さて、
今回はミュージシャンに対してだけでなく
日々の臨床をしていて
僕が重要視している事をお伝えしようと
思います!

広背筋と大胸筋。
これらはパフォーマンスにかなり大きく
関わってきます!!

これを読むと
広背筋と大胸筋が体幹の安定に大事であったり
滑らかな動きを獲得する際に
必要である事が分かっていただけるかと
思います👍

正直100円以上の価値はあると思います…

広背筋と大胸筋


簡単に筋肉の確認をしましょう!

<広背筋>

〜起始〜
・肩甲骨下角
・胸椎7〜12の棘突起
・腰椎と仙椎の棘突起
・下部の肋骨
・腸骨稜
・胸腰筋膜

〜停止〜
・上腕骨小結節稜

〜支配神経〜
・胸背神経C6〜8

〜血液供給〜
・胸背動脈

〜筋連結〜
❶大円筋 ❷大殿筋 ❸外腹斜筋 ❹下後鋸筋


<大胸筋>

〜起始〜
・鎖骨内側1/2前面
・胸骨膜
・2〜6肋軟骨
・腹直筋鞘最上部の前葉

〜停止〜
・上腕骨大結節稜

〜支配神経〜
・胸筋神経C5〜T1

〜血液供給〜
・胸肩峰動脈

〜筋連結〜
①胸鎖乳突筋 ②胸骨筋 ③広頸筋
④内肋間筋  ⑤腹直筋 ⑥外腹斜筋
⑦三角筋


このような感じですね!


注目したいのは以下の3つです!
1.共通の筋連結
2.停止部
3.筋肉の位置関係


〜1.共通の筋連結〜
共通の筋連結は外腹斜筋です!

記載はありませんでしたが、おそらく
前鋸筋も共通して連結しているでしょう。
("筋膜系の機能解剖アトラス"をみると、連続してるような図があったので…)

広背筋と大胸筋は外腹斜筋と連結している事から、身体の側面を通じて影響し合う事が
予想されます。


〜2.停止部〜
広背筋は小結節稜、大胸筋は大結節稜に
つきます。
かなり近くにつきますが微妙に違うわけです。

そのため、発揮する関節運動も変化します。

基本は伸展、内旋ですが
鎖骨部線維の大胸筋と広背筋は
関節運動が異なるため、
同じ内旋運動の中でも互いに調整し合って
バランスをとっている事が予想されます!

作用が異なる箇所を赤文字にしています。


3.筋肉の位置関係
1,2で述べた事と似てくるのですが
シンプルに広背筋は身体の後面にあって
大胸筋は身体の前面に存在します。

加えて共通する作用も存在するため、
広背筋が硬いと大胸筋に影響が、
大胸筋が硬いと広背筋に影響がでる
可能性が
あるわけです!!


これらのことから
広背筋と大胸筋の両者がしっかりと
収縮できる必要があるのです。


実際に広背筋をリラクゼーションしたり
ストレッチすると大胸筋に力が入りやすくなる事をよく経験します。


すると、
"エンドレス・ウェブ"より
この経験を裏付けるような記載があったので
紹介します!!

身体の支帯

身体には"釣り合い"があります。

前と後、内と外、上と下
これらが綺麗に釣り合うことで
綺麗な身体が作られるのです!

例えば、
前側が縮こまり過ぎると
後側は伸びまくりますよね!


そんな身体の"釣り合い"を作ってくれてるのが
支帯(バンド)です!

支帯は7箇所にあるとのことですが、
今日はそのうちの広背筋と大胸筋に
関係する部分だけ紹介します!

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