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【読書ログ】今日の自分を肯定する箇条書き手帳術/Marie著

久しぶりに、良い手帳術の本を読んだなあという感じがした。

○○手帳術とか○○ノート術とかそういうタイトルの本が好きすぎて、つい手にとってしまう。でも、どれもしっくりこなかった。

シールでデコっていたり
写真を貼り付けたり
びっしり隙間なく字を埋めたり

そんなのはいらないんだよね、実際のところ。
日常のタスクを記録しておきたいのよ。
インスタ映えの手帳術なんて実生活には役に立たない。
書き込みが楽しい人には楽しいのかもしれないけど、私はやっぱり仕事用がメイン。もうちょっと自分の時間管理に役立てたいのよ。

——と、思ってた私にこの本はちょうどいい!
私のために書いてくれたんですか?
っていうくらい、ほしい情報がいっぱいだった。

まず、シンプル。
基本的にバレッドジャーナルで、箇条書きでタスクを書き出している。よけいな飾りはなく、シールなんか一枚も貼ってない(カラーの美しい付箋のみ)。シンプルイズベスト。すごくいい。

次に、デジタルツールを併用している点。
アナログ手帳だとめんどうな部分はデジタルで管理していて、タイムログアプリなるものが紹介されていた。さっそく「a time logger」というアプリを使ってみたけど、なかなか良き。

a time loggerで時間記録ができる。
アイコンをタップするだけ

いつもはタイマーを使っていたけど、こっちのほうが便利だ。
無料版だとアイコンが追加できないので、そこが残念だけど。
ほかにもタイムログアプリはたくさんあるようだから、いろいろ試してみたくなった。

それから、手帳を書く行為だけで満足していない点もスバラシイ。
手帳って、書いただけで満足しがちなんでね…

苦手なこと(筋トレなど)がなぜ続かないのか、モヤモヤを書き出して分析→続けやすい工夫をしている。こういうふうに手帳を使えば、苦手なことでも継続できそう。


著者のMarieさんは2児の母、フルタイムと副業でフリーランスをしながら語学勉強の時間も捻出しているのだそう。
家事ルーティンをいかに楽にしてこなすかなど、主婦としてほしい情報もしっかり網羅されている。

ジャケ買いした本が当たりだったときってうれしいね。
Amazonだけで本を買っていたら、たぶん出会えなかった。
Amazonにおすすめされない、自分の勘で選ぶ。月に一度くらいはこういう時間を持ちたいと思う。

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