サマーソニックと腰の終焉
サマーソニック2日間やりきった。
考えるよりも早く、見たいアーティストのステージに足を運び、演奏や曲がよければ思うままに身体を動かした。
その結果、どうなっただろうか。
腰が終わった。
終わったって何よ?と思われるかもしれないが、2日目最後のNICKELBACKを見終えて駅まで向かう道で「あ、終わったな」ということが感覚としてハッキリと分かった。
腰(R.I.P.)
ex.腰
かつて腰として栄えた何か
「ブログタイトル:皆様に重要なお知らせ」「本文:結成以来のメンバーであった腰が、8月19日をもちまして脱退いたしました」
最寄り駅から実家までの道のりは、ガチョウの真似をする人がそうするように腰を両手で支えながら歩いた。
しかし僕にとってのそれは、人が人であるための純粋な行為だったと言える。
いま甲子園に触発されてバットを購入したのちに一振りしようものなら、腰を基軸に上半身と下半身が分断されるであろう。
毎日バットを振り、守備では腰を落とし攻守にわたりグラウンドを走り回って、ベンチでも声を張り上げる選手たちは本当にすごい、心から尊敬する。
ちなみに今、腰を落とし、とタイピングしただけで「そんなこと言うのやめてくれ」と拒絶反応が出てしまった。
あと足も上がらない。
昨晩は浴槽をまたぎきれないところだった。
「自己責任」という言葉を頭の中に過らせながら気を失うことにならなくて本当に良かった。
僕なんかは2日間でこれだから、フジロック3日間参加する人たちは本当にすごい、心から尊敬する。
僕が「たちは本当にすごい、心から尊敬する。」をコピペしているさなか、2日間参加した友人は今朝早くから出張のようだ。なんなんだ。身体のスペアがあるんか。
いいから早くサマソニ開催中の記憶まで巻き戻して感想を書けよ、という声が聞こえてきそうだが、なんだか脳の半分が乳酸になっちゃっている。
「上に跳べ、上に!」と誘導したチバユウスケも「横になれ、横に!」と促してくれる。
今年の目標に掲げた「己の解放」はけっこう実現できたことだけを書き記し、いろいろな感想はまたのちほど。
東京も大阪も、参加された皆様お疲れさまでした。
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