お風呂に入っても何しても満たされない心は何が満たしてくれるのか? 高校生に戻りたいし、大学生のままがいい俺はわがままだよな笑 兄が結構いいところに就職しそうになってることを聞いて嬉しさと焦りを感じてる。 映画とか本が好きだけどそれすら楽しめなかったりする時あるし、マジどういうこと? 誰かと遊んでも、電話しても、それが終わった途端寂しくなるのは何なんだ笑 お酒飲んだって、飲んでる時だけなんだよな楽しいのって 過去に好きだったものも、何が好きだったのか分からなくな
「私はマカロニグラタン」 「僕はカルボナーラで」 私は今池袋で彼氏とデートしている。彼氏は私の心の寂しさに気づいていない。かなり鈍感だ。でも、彼は私のことをいつだって可愛いと言ってくれる。そんな彼が好きだった。彼のそばに居られることがとても嬉しくて彼に染まっていく自分が好きだ。 ランチを済ませ予定通り水族館に行く。雨が降っていたので二人で私の傘に入って水族館まで移動した。水族館の空間は幻想的でゆっくりと時間が進み、夢をみている感覚だった。居心地がとても良くずっ
大人になるにつれ自分にとって大切なものを忘れていく 僕は男子大学生。 来週、ゼミで配られた資料をレジュメにまとめて発表する順番が回ってくる。これはペアを組んで二人で取り組むことになっている。 僕はギリギリになってからやるのが嫌いなタイプだ。 前もって終わらせて、ゆっくり最終確認をして、提出する。これが良い成績を取るコツだ。今回も前もってレジュメを作り、発表に備えていた。 僕は仲がいい友達とペアを組んだ。一緒に旅行に行ったりした。かなり仲がいい。 でも、この友達は不
儚いものばかり求めて 授業中、終わりのチャイムが鳴るのをひたすら待っている。 今は勉強なんかする気は起きない。 一つ年下の彼女のことで、頭がいっぱいなんだ。 毎日朝と放課後に彼女のクラスへ行き、一緒に勉強したり、彼女の話を聞いたりしている。 彼女はお姫様のような人だ。彼女の部屋には白くて大きなクマのぬいぐるみ、白い机、白い椅子、部屋の一部を区切るための白いカーテン、白くてふかふかのベットが置いてある。真っ白だ。彼女は白が似合う。 傷つけたくない。汚したくない
教室に戻ると、すぐに勉強を再開させた。過去問を広げてひたすら勉強をする。正直、苦痛だった。休憩時間は彼女とYoutubeを見た。彼女の好きなことは歌うことと、ダンスだ。彼女は好きな歌い手に夢中だ。夢中なのは歌い手だけではない。 学校の先生が好きなのだ。 彼女の方から、先生のところへ毎日会いに行っていた。 廊下を歩いている時、彼女が向こうから走ってきて僕に抱きついてきた。 「先生に会えたよ! 先生ね、いままで辛い恋愛してきたんだって、、、」 先生と会話をするたびに
少し遠くから、野球部の掛け声や、吹奏楽部の練習している音が聞こえる。そんな当たり前の日常がいつまでも続くと思っていた。 僕と彼女は放課後の教室で勉強していた。高校三年の秋頃はみんなひたすら勉強している。そんな中、僕は浮かれていた。机をくっつけて一緒に勉強をしている隣の彼女は恋人ではない。きっと、彼女は僕のことを友達だと思っている。僕は彼女の勉強や、自分磨きにひたむきに努力をしている姿に惹かれていた。くっきり二重ではない、一重よりの二重。けして高くない鼻。少し茶色が入って