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小2と年少姉妹を美術館へ連れて行ってみた。
今年やりたい10のことのうちの1つ
「子ども達を美術館へ連れていくこと」。
静寂さを求められるゆえに敬遠していた場所でありましたが、先日の名古屋子連れ旅行で挑戦したので記事にします。
子ども達を連れて行った結果、分かったことは
活発な年少次女の美術館デビューは早かった
です。
ノリタケの森美術館
名古屋駅から徒歩15分、または地下鉄亀島駅から徒歩5分のところにある「ノリタケの森」。
ノリタケの森・クラフトセンターの3階と4階がこじんまりとした美術館となっています。約120年前に始まったノリタケの歴史が展示されており、数々のきらびやかな洋食器に魅了されました。
美術館内の写真
![](https://assets.st-note.com/img/1705100940896-c7j5O2cf42.jpg?width=1200)
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ゴージャス!
子どもたちの反応は
美術館を訪れる前、子ども達は
クラフトセンター2階で絵付け体験をしました。
長女は食器に描かれた絵の完成度の高さに驚くばかり。
「きっと、たくさんたくさん練習したんだろうなぁ。すごいなー。」と。
自分自身の絵付け体験と目の前の作品を照らし合わせ、感じたことを言葉にしていました。
母として、長女の素直な感想は嬉しい限りでした。
一方、次女は…。
「あ、マカロン(サンプル)あるよ!美味しそう。」
と食器類には殆ど興味を示さず。
私はゆっくり食器の歴史を堪能したかったのですが
「早くお外に出たい!」という次女に急かされ
ノリタケの世界を堪能する暇はありませんでした。
トホホ。
名古屋市美術館
地下鉄伏見駅から徒歩10分程の距離にある
白川公園内にある美術館。同じ敷地内には、
世界最大級のプラネタリウムを併設する名古屋市科学館も立地しています。
目当てはガウディとサグラダファミリア展。
10年前、新婚旅行で訪れたバルセロナでは
ガウディの建築物を目にして圧倒されました。
その美しさと壮大さに。
特にサグラダファミリア内部に入った瞬間は
鳥肌が立ったことを覚えています。
そんな思い出があるからこそ
是非ともガウディ展を見に行きたいと思い
子ども達に付き合ってもらいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1705099510495-5yvSj8RPdO.jpg?width=1200)
ガウディとサグラダファミリア展
さて、当日はなかなかの混み具合。
小さな子連れはほとんどいませんでした。
小学生位の子を連れた親子がいたかな?程度。
![](https://assets.st-note.com/img/1705376700344-iTRgOnPSNH.jpg?width=1200)
初めて入る薄暗く静かな空間に、沢山の大人。緊張感というか圧迫感があったのか次女は落ち着かない様子でした。
ついつい展示物に触れようと手を伸ばすたび、監視員さんと長女の注意が入ります。
一度ならず二度三度。
次第に激しさを増す長女の注意が引き金となり
まさかの姉妹喧嘩勃発…。
美術館内で。
目も当てられません…。
次女を脇に抱え、ささーっと順路をたどって、10分弱で出口へ向かいました。
せっかく抽選に当選して頂いたチケットだったので、もっとゆっくり見たかったというのが私(と夫)の本音です。
その後、次女は夫と美術館外の白川公園へ退散。
長女は私と常設展(モダンアート)へ
長女は美術館が用意してくださった低学年用のワークシートを活用し、じっと作品を見て、ワークシートに書き込んでいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1705099678832-7ptqDJi7EZ.jpg?width=1200)
こういうのがスキらしい。
頂いたワークシートには
「この絵の先にはどんな世界が広がっていると思いますか」
「この絵の人はどんな感情だと思いますか」
など、自分なりの見方を考えさせる質問が記載されていました。
絵を前に考え込む長女の姿を見て
前に図書館で借りた本を思い出しました。
長女には、
・アートにはいわゆる「正解」はないこと
・アートに対しては十人十色の考え方があること
・自分で見た/感じた/考えたことを大切にしてほしいこと
を話して美術館を後にしました。
長女には彼女なりの感性を大事にしてほしいと思います。
小2女子、初めての美術館の感想を
「たくさん考えて疲れたけど、面白かった!」
と満面の笑みで答えてくれました。
また別の美術館へ行ってみたいです。
願わくば、長女と二人で。
その頃、次女は
白川公園の大型遊具で遊んでいるうちに、
地元の男の子と仲良くなっていて
一緒に鬼ごっこや滑り台で遊び倒していました。
あそんだら、ともだち!
子どもたちって、あっという間に友達になれますね。素晴らしいことだと思います。
別れ際に「また遊ぼうね!」と
何度も何度もハイタッチをする姿に胸が打たれました。
あ、だいぶ話が逸れてしまいました。
すみません。
感想
2人の子どもを連れて行った
初めての美術館では
展示物を見る時間より
子ども達を見る時間の方が長かったです。
気持ちも、ほとんど子ども達にありました。
次女がもう少し大きくなったら
また姉妹をつれて美術館を訪れようと思います。
成長していると、良いなぁ。
ここまでお読みくださりありがとうございました。