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卒業生を送り出す先生の思い

こんにちは。ひよっこ先生のたっちーです。最近、フォローさせていただいている先生方のnoteに卒業関連の記事が多く、胸を熱くしていました。やはり担任した児童を卒業生として送り出すって、その先生にとっても特別なことなんですよね。私もひよっこながらに3回送り出しましたが、毎回違う思いが込み上げてきました。

今日は、そんな先生方の思いにフォーカスして記事を書きたいと思います。

ガンT先生

最近読ませていただいた卒業関係の記事はたくさんあるのですが(他にも読んだ記憶はあるのですが、フォロワーさんの記事でなかったので、見つけられませんでした)、それぞれに子どもたちへの思いが溢れています。

ガンT先生は、3年間受け持った子どもたちとのお別れだったようです。最上学年から、本当の意味での最高な学年へと変わっていった子どもたち。そこに寄り添っていた先生の思いたるや言葉になりません。

また、途中で二つの言葉を使われていたのが印象的でした。

「10代で流した汗が、涙がその後の人生の強みになる。」
「本当に生きた日」

どちらも、ジーンとくるものがありました。先生という立場で、子どもたちに伝えたいことを選び、伝わる表現を選んで、熱く丁寧に発信しているからこそ響くものがあります。私自身、今日を本気で生きただろうかと思わず自分に問いかけてしまいました。そして、子どもに伝えたいことがある自分は、今日も明日も本気で生きようと鼓舞してくれる言葉です。

教え子のご卒業、本当におめでとうございます。そして、3年間お疲れ様でした。

ナカちゃん先生

ナカちゃん先生の記事は、実は初めて読ませていただいた記事がこちらでした。ともに過ごした日々の様子が目に浮かぶようです。

「おかえり」と言って迎えられる、「ただいま」と言って、帰ってこられる場所に、3Aがなれたら良いなと思って担任をしてきました。学校生活の場がどこであっても、それぞれが帰る場所が3Aでありたいと願ってきました。それが今、みんなの心の中に叶えられていたら、一番の喜びです。

特に、この言葉には共感せずにはいられません。中学生にもなると、担任の先生、教科の先生、部活の先生、どの先生とのつながりが濃くて、自分の居場所はどこなのかを生徒それぞれがもつようになると思いますが、「『ただいま』と言って帰って来ることができる場所に!」という言葉に、先生の愛情を感じます。ましてや相手は、心揺れ動く時期の中学生。一度や二度の裏切りは当たり前。それでいて、そんな子たちが不器用に生きていく場所のベースをつくってあげたいという思い。これが教師なんだと学ばされます。

お二人の先生方、本当におめでとうございます。そして、ありがとうございました。

卒業式の涙の意味

そして、私自身、担任している児童の卒業式の日になると、どうしても涙が溢れてしまいます。「それは、もうこの子たちと過ごせないのか…」「楽しい時間だったなぁ」「ここまでよく成長したなぁ」などという思いからではありません。「もっとできたことがあるんじゃないか、本当に担任が私でよかったのか」という申し訳なさに近いものからです。でも、それを子どもたちに伝えたところで何の罪滅ぼしにもなりません。その悔しさを胸に、教え子たちの幸せを祈り、卒業式当日に出来ることを精一杯やりきるだけなのです。そして、また次の教え子に対してベストを尽くす。その繰り返しです。きっとそれを、「教師は子どもとともに成長する」と言うんだと思います。

まとめ

お二人の卒業担任としての思いは、きっと子どもたちに届いていることでしょう。まだ届いていない子にも、いつか必ず届くと思います。

そして、この春卒業を迎えられた方々、ご卒業、心よりおめでとうございます。


※たっちー個人の見解も入っています。記事に関しまして、もしも捉え違いや誤りがありましたら、お詫びいたします。





小学校教師、パパとしての立場から発信し続けていきます!これからもよろしくお願いします!