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影響力とは?

noteの毎日投稿はとっくの昔に途切れた私ですが、noteというプラットフォームは好きなので、ちょくちょくアクセスしていて、フォロワーの方々の反応にたすけられながら、なんとか毎週投稿は続いています。

今週は、週末にかけて予定がいっぱいなので、ずーっと昔に書き溜めて忘れられていた記事を投稿しておきます。

ーーー以下、記事ーーー

心理学的側面から見た「人に影響を与える原理」を整理してみる。

返報性

贈り物を貰ったらお返しをする。困っている時に助けてもらった人を、今度は自分が助けたい。というアレだ。

しかし、プレゼントの仕方には2種類ある。

一つは、自分の利益を目的とするギブ。スーパーの試食はこの原理によるところが大きい。お客様側からすると試食をしたら買わなければ!という心理が働く。これは、その人の行動を制限する力が大きいので、良質な人間関係に寄与しづらい。

もう一つは、相手の利益を目的とするギブ。これだと、相手にベクトルが向かっているので、受け取る側も悪い気はしない。そして、何より、受け取った側は、より自発性高く「相手にお返しをしたい」という気持ちをもてるようになる。これは、良質な人間関係に繋がる。

コミットメントと一貫性

自分の決めたこと、言ったことは、最後までやり遂げたいという心理法則だ。

これは使い方が重要だ!

目標達成のために宣言する系だと、いい意味で自分自身を騙すことができる。人間が成長するにあたって、なくてはならない心理学ツールの一つだ。

しかし、自分で一度決めたことを変えないというのは、間違えた場合にも働いてしまう。この力を悪い意味でMAXに高めると、謝れない大人や悪質な宗教にハマる人、さらには負け犬ギャンブラーにすらなってしまう。全ては、一度自分が選択したことを正当化したいという気持ちが働くからだ。

だからこそ、この法則と上手に付き合って、バイアスを解いてあげる必要がある。

社会的証明

自分の判断に対する妥当性がほしいと(基本的には)誰しもが思っている。自分の意見を変えたくないという心理については、前述したとおりだ。だが同時に、他者の判断や意見に主観的判断を委ねたくなるという矛盾がある。

多数派にいると安心してしまうのは、これだ。SNSのイイねやフォロワー数に一喜一憂する。バズったお店には行列ができる。

これも、バイアスがかかっていることを理解したうえで、「自分は正直にどう思うか」という視点をもっておきたい。

好意

人は、自分に好意をもってくれる人の頼みごとを聞き入れてあげたいと思うものだ。

感情に訴えるものであり、人間関係の構築という面では重要だ。

権威

バイアスといえば、まずはコレ。権力者が「カラスは白い」と言ったら、カラスは白く見える(というか白く見なきゃいけない)というアレ。

個人的な意見としては、権威を信用することはできるかもしれないが、信頼はできないと思っている。

希少性

少ないからこそ手に入れたい!という反発心が働く。期間限定、数量限定など、人は限定に弱い。特に、「あなた限定です」などと、好意と希少性のコンボで責めてくる商法もある。

あと、季節限定商品ももれなくこの手法だ。今飲んでいるチューハイは、果汁1%なのに季節限定品。まあ、そんなもんか。



心理学的に影響力を分析すると面白い。自分というキャラクターに合わせて効果的に活用してみよう!

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