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2020/10/30 【失敗には種類がある】

今日は、反省文を書きます。「鉄は熱いうちに打て」です。今から、恥もプライドも捨ててキーボードを叩きます。読んでほしくない記事です。どうか今日だけはスキせずに閉じてください。それでも、今回の件を、忘れないようにするために書くことにしました。

昨日は研修があり、一日学校を留守にしていました。たくさんの学びがありました。頭をフル回転させ、学校、社会のあれこれについて考え議論しました。また、久々のメンバーとの再会に気が緩み、その時間をめちゃめちゃ満喫しました。

そして、今朝は完全に週末モードで出勤しました。その時すでにとんでもない地雷を踏んでいるとも知らずに。

すっかり忘れていました。

今朝、職員室の机について時間割を見た途端、全てがフラッシュバックしました。今日は、調理実習の日でした!!!!!

あろうことか、私はその材料を購入していないのです。頭の中が真っ白になるとは、まさにこの瞬間のためにある言葉。調理実習は3・4時間目。僕は養護の先生に、文字通り一生のお願いをしました。教師の責任を放棄した罪と向き合いながら、お願いしました。

ポジティブと楽観視と責任放棄

これまで、どんなことがあってもなんとかなってきた(と思っている)たっちー。それは、自分のタスクに懸命に取り組み、結果はどうあれ、自分が納得できる取組をしてきたからだと思います。その過程の中で良いイメージをもっていることがポジティブです。どんな結果になっても大丈夫、なんとでもなる!と広く捉えることが楽観視です。

しかし、今日の私は責任放棄でした。今日のことを何も考えずに、勝手に、自分の中だけで「なんとかなる」という、漠然とした思いで(いや、何も考えずに)出勤したことを反省しています。昨日の時点で、今日の時間割を1ミリでも思い浮かべていたらこんな事態にはなっていないはずでした。

私の無責任が、ご迷惑をかける結果となってしまい、本当に申し訳なく思います。

誓い

養護の先生が買い出しに行っている間にケガをした児童がいたらどうするのか。そんな思いが頭から離れず、何事もなかったことに安堵し、これからは翌日の授業を必ず構想した上で出勤しようと心に誓いました。さらに、養護の先生から奪ってしまった時間については、今後僕の時間を使って返していきます。

失敗には種類がある

私は、基本的に何事も「なんとかなるさ」と思っています。世の中的に見たら「失敗」ということも、全てが宝だと思ってきました。

例えば、子どもがどんな大きなミスをしても大丈夫だと思っています。担任として、どんな手を使ってでも必ずプラスに働くように行動すると決めています。しかも、その過程を笑顔で楽しく取り組むことができます。マイナスの状態がプラスになることには、とてつもない価値と影響力があります。全てが当事者の糧であり、ネタになるオイシイ経験だと思っています。

しかし、今日の「失敗」は失敗です。養護教諭の時間を奪ったこと。その間の学校の救急安全のリスク。そして、何よりダメージを被るのが自分以外の人であること。こういった失敗はフォローしても、マイナスがゼロに戻るだけなのです。

今回のことを教訓に、正しいポジティブ、正しい楽観視の使い方をしていきたいと思います。





小学校教師、パパとしての立場から発信し続けていきます!これからもよろしくお願いします!