見出し画像

2020/11/15 【娘とパパの二人暮らし生活スタート】

昨夜、ママについに陣痛がきた。コロナ禍のため、立ち合いダメ、面会禁止で、パパと娘はお家で待つことしかできない。

病院にママを送り届ける時、この安産大国日本ではあるが、何があるかはわからないので、「何かあったらいつでも電話出るからね。それと、もしその場で決めなきゃいけないことがあったら、ママが思ったとおりにしていいからね。」と、なんとか伝えたくらいで、お別れになった。娘も、その状況がわかっているみたいで、ママとお別れする寂しさに涙するものの、「頑張る」と言ってパパとお家へ帰った。

「ママが思ったとおりにしていいからね」

最後にそう言ったのは、実は僕なりに母子ともに無事でなかった場合を想定していたから。正直、言葉にするのは辛いことだが、万が一の場合、全てを受け入れる覚悟で見送ったつもりだ。

どんな結果になっても、その後の一生を僕が添い遂げるつもりで。そういう覚悟でスマホを握っていた。出産とは、ママの命がけの闘い。立ち合いすらできない。だから、パパはどこに命かけるかって、その後の過ごし方以外にないのよ。

母子ともに無事であったことが、本当の本当に尊いことだ。よかった。ママ、ありがとう。本当にありがとう。

安産だったらしいが、その1秒1秒はどれほど壮絶な瞬間だったことか。想像すらできない。本当に一生ものの感謝。

二人暮らし

朝、いつもどおりに朝ごはんを食べて、いつもどおりにテレビを見て過ごす。ママがいないことで、やや静かだが、娘のものわかりのよさに脱帽だ。

午前中にママとだけ病院の玄関先で会えて、娘はニヤっと笑っていたが、もう泣かなかった。何かを感じている娘に「遊びに行く?」と聞くと、満面の笑みで「行くー!!」と跳びはねて答える。

娘はまだ2歳、今週は特にたくさん抱っこして、たくさん遊んで過ごそうと思う。

朝の準備も生活リズムも仕組みで解決

明日朝、保育園に行く前に準備をする。ただ、僕も準備があり、娘も準備がある。だから、余裕がなくなるかもしれない。焦りが出るかもしれない。どこかで予想外に時間を取られて、イライラするかもしれない。

そんな時に、言い聞かせたり、泣きながらでも強引に進めたりすることも時には必要だが、そういう解決方法は本当に「いざ!」という時だけだと思っている。

あらかじめ予測不能であることを予測できたのなら、事前準備と時間の確保で対応しようと思う。いつもは40分のところを1時間以上かかることを想定し、時間が余ったら一緒に遊ぶ。明日の朝ごはん、服、髪型など、不機嫌スイッチになる可能性のあるところは今日のうちから確認済みだ。

今日も、万が一「ママに会いたい」と夜ぐずっても、疲れて8時には寝ることができるように昼寝の時間とタイミングを調整してみた。

二人暮らしはフォロー役がいないから、万が一の場合、強権発動せざるを得ない。だから、予測がめちゃめちゃ重要だと思っている。これからの1週間で、僕は娘から何を学ぶか楽しみだ。

小学校教師、パパとしての立場から発信し続けていきます!これからもよろしくお願いします!