パパの育児とは…

夏休み満喫中のたっちーです。久しぶりの更新です。

毎日note更新していたのが懐かしいです。いつしか2日に1回になり、週1、月1ペースになるまで、本当にあっという間でした。それはもう、他人の子の成長くらいのスピード感。幽霊アカウントと言える日がそう遠くない気がしています。笑

今回は、夏休み中に、子育て中のいろんな家族を見て気付いた「パパの育児における役割(今のたっちーが思うこと)」を記録しておこうと思います。


育児の主役はママである

まず基本的な原理原則を忘れてはいけない。育児の主役は誰かと問われれば、ママである。夫婦二人で…なんて言葉は、はっきり言って甘い。甘すぎる。妻の大好きなとろ〜りクリームonプリンよりも甘い。ほとんどの家庭では、育児を主体的に行う(行わなければいけない)のはママである。

例えば、乳幼児がいる家庭に、
「最後に夜泣きしたのはいつですか?」
「オムツのテープは今何番ですか?」
「初めて寝返りをしたのはいつですか?」
「今好きなおもちゃはどれですか?」
「お風呂上がりは、何ていうクリームと薬を塗りますか?」

みたいな質問をしたとしたら、ママはほとんど答えられる。一方パパは、ほとんど答えられないか、見当違いなことを自信満々に答えるか、おそらくはそのどちらかだろう。それなのに、育児は二人でするものだと言えるだろうか。僕は違うと言いたい。はっきり言って、パパはサポート、お手伝い程度なのだということを自覚するところがスタートラインだと思う。


では、パパはサポート、手伝い程度でよいのか

パパの育児は、どんなに頑張っても"結果的に"サポート、手伝い程度であることを前章で述べたが、果たしてそれで良いのかと問われれば、良いはずがない。

パパは、育児に前向き&積極的(時に空回り)くらいの姿勢で向き合う必要があると思う。というか、当たり前なんだけど、意外とできない。子どもファーストで動けるパパは、少ない。かく言う僕はどうなんだろう。それを評価するのは、自分ではなく"妻"である。

要するに、妻から育児に関して「パパがいてくれて助かるわ〜」とか「いつもありがとう」とか言われて初めて育児というステージに立っているのだと思う。

でも、そう言われているからと言って、「俺は育児やってるよ」と素直に思うほど男もアホじゃない。もし本気でそう思ってたら、アンジャッシュのコント並みの勘違いだ。「戦力」になっているわけではないことを肝に命じなければならない。

パパは、できないことが強みになる

パパが泣いてる赤ちゃんを抱っこしても泣き止まないのに、ママが抱っこした途端に泣き止む。

パパがあげる離乳食は食べないのに、ママがあげた途端に口にする。

そんなことは育児にはよくある光景だと思う。

そんなことでパパのプライドがもたないとか、「日中一緒にいないからなぁ」とごたくを並べるパパは三流だ。ダメで元々。そうやって自分を削って懸命に関わろうとすることに価値があるのだから。

考えてみてほしい。泣いている赤ちゃんをあやす時、パパでダメならママがいる。でも、ママでダメなら誰がいるのか。答えは、ママしかいないなのである。言わば、最後の砦なのだ。ママは、泣いている赤ちゃんを辛抱強く抱っこして、何時間も寄り添う。そこで削られる気力・体力・精神力はハンパじゃない。でもやるしかないから、世の中のママはみんなやっている。それが母性ってもんなのだ。

じゃあ、その時パパには何ができるのか。答えは、ママのフォローだ。ママに寄り添うことしかできない。

そして、その時に自分が上手くできなかった経験が必ず生きる。育児の戦力にはならずとも、ママに本気で共感できるようになる。逆に言うと、そこでママの辛さに共感できないパパは、育児もできない・ママにも寄り添えない、文字通りの「戦力外」だ。戦力外通告があればまだいいが、大体は会社でいう給料泥棒的な存在として家庭内に佇むこととなる。会社でも家庭でも窓際族って、それこそパパとしてのプライド無いのかと思いますけど…まぁ次に進むとしよう。

パパの役割とは?

パパの役割とは何か。それはズバリ、「ママを笑顔にすること」だ。私の座右の銘でもあり、ここは譲れない。ママの笑顔に勝るものは、この世の中に存在しないとさえ言っていい。

もうすぐ長女は3歳になるが、振り返ると生まれてから本当にあっという間だ。育児できる期間は、人生のうちで今この一瞬。それなのに、今日が一番幼い我が子と、苦楽をともにできることが最大の幸せであることに気付けなくなる時がある。妻がいて、子どもがいて、そんな当たり前の光景がいかにありがたいことか。そんな何気ない毎日を楽しむパパが最高のパパなんじゃないかと今は思う。

時間ができたら子どもと一緒に散歩に行くとか、高い高いを腕が上がらなくなるまでするとか、何でもいいから一生懸命楽しみながら子どもと関わったらいい。夜泣きをしたら、抱っこを代わるだけでいい。ママの体力回復のために抱っこすればいい。ママは、パパが泣き止ませてくれるなんて微塵も思ってないから。笑

そうやって、家族の物語の一員になって必死に過ごした時間が、未来の家族のかたちにつながっていく。(じゃないと、パパの居場所マジでないからね!笑)

数年後、妻と共に懐かしむことができる関係でありたい。

と言いながら、このnoteに文字にしたことは120%の理想であり、自分はこの半分もできているかどうか。人間なんてそんなもの。これを妻が読んだ時に、どんな反応を見せるか恐ろしく楽しみである。

では。


小学校教師、パパとしての立場から発信し続けていきます!これからもよろしくお願いします!