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【元適応障害が語る】ストレスケア3原則!再休職防止のために

自己紹介

こんにちは。バナボ千尋です。
僕は社会人2年目に適応障害で休職し、3カ月で復職したサラリーマンです。
現在も適応障害やその他精神疾患に悩む方に向けて、克服のヒントとなるブログを書いています。

僕自身のリアルな体験談は以下記事に書いていますので、気になる方は読んでみてください。

はじめに

休職中、さっさと完治させて復職して安心したい。
そう思っていませんか?

僕は休職中まさにこんなことを思っていました。

しかし、復職して半年経った今も完治しているのかと聞かれると微妙です。
手が震える、涙が出てくる、眠れない。
といったわかりやすい症状はなくなりましたが、なんだか気分が沈んでいる、倦怠感などは今でもちょくちょくあります。
ストレスは生きていれば注がれてしまうものですから、致し方ありませんね。
ただ、僕は再休職するほど体調を崩しているわけではありません。

つまり、重要なのは病気の完治以上に復職後必ず降り注ぐストレスに対してちゃんと対応できるかどうかなのです。

このブログではバナボ流ストレスケア3原則をご紹介します。
この3原則を守ることができれば、きっと復職してから例えストレスに襲われても再休職することにはならないでしょう。

1.逃げる

まずはストレスのかかる状況から逃げましょう。
逃げてしまえば、そもそもストレスに襲われることはありませんからね。
ここで重要なのは、あなたにとって弱点となるストレッサー(ストレスを与えるもの)が何なのかを理解していることです。
僕の場合は自分のコントロール感のない状況で高圧的に当たられることが弱点です。
幼少期に受けた父からのDVが原因です。
なので、難しい業務へ挑戦というのは避けています。
自分のできることだけを引き受ける。
わからないことを振られる場合は、きちんとそのことを伝え、サポートできる人をつけてもらいます。
仕事って、なんだかわからないけど無理やり頑張っているうちにわかってきて成長するという側面がありますが、僕の場合はこの成長方法は選択しないようにしています。
あなたの弱点を理解するためには、なぜ自分が適応障害になったのかを理解する必要があります。
自分ではなかなか気づきにくいですから、カウンセラーや話しやすい人との対話をおすすめします。

2.吐き出す

弱点となるストレッサーを避けたとしても、他にもストレッサーは無数にありきっとあなたの心にストレスは注ぎこまれるでしょう。
仕事以外にも、家庭環境、恋愛、友人関係、子育て、健康などいろいろありますよね。
そういったどうしても注ぎこまれてしまうストレスを溜めておいてはいけません。
吐き出しましょう。
基本的な方法はやっぱり規則正しい生活です。
好きなものお腹いっぱい食べて、しっかり睡眠をとって、軽く汗を流す。
太陽の光を浴びて、感謝の気持ちを持つことです。
それ以外にも、あなたなりのストレス発散方法があれば、実践しましょう。
僕の場合、仕事の昼休みは瞑想をしてリフレッシュするようにしています。軽い睡眠よりも頭がすっきりします。また、朝と夜は温かいものを飲みます。コーヒー、緑茶、紅茶。その日の気分でカフェタイムを楽しんでいます。

3.あきらめる

ストレスが溜まったときに、抑うつ症状が出るということを認めましょう。
抑うつ症状に陥った自分自身に悩むことがあります。
適応障害になったことや、休職することって誰にでもあることではありません。
だからこそ、周りと比べて、「あぁやっぱり自分って、、、」と落ち込むことはあると思います。
僕も後輩社員が時期マネージャーのポストに就いたときに、落ち込みました。
あぁ、僕も休職していなければ彼のように期待されていたのかな~とね。
でも、上からは期待されていなくてもいいじゃない。
適応障害でもいいじゃないか。
抑うつっぽくなるタイプでもいいじゃないか。
そう思うようにしています。
少なくとも、今僕はすごく幸せに毎日を過ごせています。
できる仕事をして、毎日温かいご飯を食べて、のんびり好きな人と過ごしています。
豪華ではないし、たまに落ち込んでしまうこともあるけれど、適応障害ライフスタイルも悪くないですよ。
休職したって、楽しく幸せに生きていきましょうよ!

まとめ

以上、バナボ流ストレスケア3原則の「逃げる」「吐き出す」「あきらめる」でした。

会社の人事ルールとしてはこんな基準があるそうです。
医師による判断で、完治状態となれば復職を可とする。
完治できていない従業員を復職させた場合、再休職する恐れがある。


無理やり一般化すると、こういうルールにせざるを得ないんだろうけれど、この条件で再休職者を減らせると思ったら大間違い。
そもそも医師の判断に明確な基準が現状ないですからね。

再休職防止のためには、ストレスマネジメントが欠かせません。
原因調査して対策をして、結果を評価。
これをしっかり行えるかどうかです。
僕はストレス対策として、この3原則を用いています。
よかったら、あなたも試してみてはいかがでしょうか。



あなたのサポートで僕の活動を応援してください! 適応障害は年々増加傾向にあります。しかし、その病気についてはまだまだ知られていません。症状が改善しても悩んでいる人はたくさんいます。僕は実体験からこの病気について発信し、適応障害に悩む人々の安心できる社会を実現したいです。