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休職中に救われたおばあちゃんの言葉

自己紹介

こんにちは。バナボ千尋です。
僕は社会人2年目に適応障害で休職し、3カ月で復職したサラリーマンです。
現在も適応障害やその他精神疾患に悩む方に向けて、克服のヒントとなるブログを書いています。

僕自身のリアルな体験談は以下記事に書いていますので、気になる方は読んでみてください。

休職中、おばあちゃんの家にて。

僕の父の実家は鹿児島です。
休職中は時間がありましたから、鹿児島のおばあちゃんの家に2泊3日遊びに行きました。

ばーちゃんと2人で過ごすのは初めてでしたね。
買い物に一緒に行ったり、じーちゃんに挨拶しに行った帰りにこむらさきでラーメンと食べたりと楽しい時間を過ごしました。
2日目は1人で桜島に行って、ぐるっと一周ドライブしました。

昨年の9月におじいちゃんが他界し、2階建の一軒家に一人暮らしのおばあちゃん。
車に乗る時は後部座席に座って、おじいちゃんとドライブする時も必ず私は後ろに座っていたのよと教えてくれました。
ラーメン屋に着くと、おじいちゃんともよく食べに来たわ。
ご飯中もおじいちゃんは〇〇が好きだったのよ。
と、じーちゃんの話ばっかり。
本当に仲が良かったんだなぁと微笑ましい気持ちになりました。
ただ、やっぱり寂しいようで、悩んでいる様子でしたね。

僕も将来どうなるんだろうという不安があったので、おばあちゃんに話してみたんですね。
「千尋くんはまだ若いから大丈夫だよ。事のない人生はないからね、これからたくさん悩みも出てくるよ。でもね、どんな事もなんとかなるのよ。大切なのは人と比べないことよ。てげてげにきばりなさい。おばあちゃんもおじいちゃんがいなくなって元気がないけど、そろそろ楽しみを見つけないかんね。」
テゲテゲにきばりなさい。

程よく頑張りなさいという意味だそうです。

鹿児島弁って本当にわからない単語がちょくちょく出てきます。
それにしても、86歳のばーちゃんの言葉は重いですね。
80年以上生きていれば、いくつの悩みがあったんでしょうか。
両親の別居時代、小学生だった僕ら孫に会えないことが悲しくて写真を見れなかったという話も聞きました。
そして、最愛のパートナーとの別れがあり、今さらに人生の楽しみを見つけようと、乗り越えようとしているばーちゃんを見て、僕もまた頑張ってみようかなと思ったんです。

適応障害で悩んでいる皆さんの中には将来への不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
いつまで経っても不安がなくならないことに疲弊しているかもしれません。

少なくとも僕はそうでした。
なんだか人生が晴れないな〜という気持ちもものすごくわかります。

それでもばーちゃんがいくつもの悩みを乗り越えてきたように、あなたもきっと乗り越えられると思います。
適応障害で悩んでいる人はたくさんいて、あなたは一人ではありませんよ。
誰も相談できる人がいないということでしたら、コメントで吐き出しちゃってください。
溜め込むのは良くありません。

6月末ですね。
僕は復職から半年が経ちます。
元気に、とっても幸せに暮らしています。
ばーちゃん含め、いろんな人のおかげです。

どうかこのブログを読んでくれたあなたの人生が晴れやかになりますように。

あなたのサポートで僕の活動を応援してください! 適応障害は年々増加傾向にあります。しかし、その病気についてはまだまだ知られていません。症状が改善しても悩んでいる人はたくさんいます。僕は実体験からこの病気について発信し、適応障害に悩む人々の安心できる社会を実現したいです。