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適応障害と上手に付き合うためにやめた3つのこと

自己紹介

こんにちは。バナボ千尋です。
僕は社会人2年目に適応障害で休職し、3カ月で復職したサラリーマンです。
現在も適応障害やその他精神疾患に悩む方に向けて、克服のヒントとなるブログを書いています。

僕自身のリアルな体験談は以下記事に書いていますので、気になる方は読んでみてください。

現在では症状も落ち着き、充実した生活を送れていますが、かつては仕事や人間関係のストレスで心身ともに限界を感じ、何もかも投げ出したくなってしまうほど苦しい時期がありました。

そんな僕が、適応障害と上手に付き合うために「やめた3つのこと」について、自身の経験を交えてお話ししたいと思います。

1.期待以上の仕事

休職前、僕は大規模Webシステムの開発チームでサブリーダーをやっていました。顧客との打ち合わせに参加し、ニーズを開発者に伝えたり、開発者の製造した設計や機能をチェックする業務が主でした。
僕は未経験でIT業界に入り、開発者の方とのコミュニケーションもかなり困難でしたが、仕事以外の時間で学習を進め、気合いで仕事をしていました。
初めての現場でしたから、当然すべての業務の効率も悪く、深夜までの残業も行いました。
しかし、自分の能力以上の仕事を無理に抱え込もうとしていた結果、自分の仕事の品質、効率の悪さに落ち込み、チームにも迷惑をかけ、抑うつに悩まされるようになりました。
復職後、部署が変わってからは無理に自分の能力以上の仕事は行いません。
すると、少しずつ成功体験が積め、仕事で抑うつが発症することもなくなってきました。

2.自己投資

将来のキャリアアップのために、休日に学習、通勤電車の中でのインプットに取り組んでいました。
とにかく焦っていたんですね。
速く周りに追いつかなければならないと。
サーバー関連、ネットワーク関連、データベース関連、プログラミング関連。プロジェクトマネジメント。
今考えると自分の学習したい(知識が足りていない)と思う分野があまりにも多すぎたのです。
残念ながら僕は優秀ではないので、焦ってインプットしまくっても、確かな知識・技術は身に付きませんでした。
今では休日の午前中に少しだけ学習をする程度であとはゆっくり休息をとっています。
1日少しずつだと、頭にもすんなり入ってくれます。
特に20代は自己投資をしろと、アドバイスをする人が多いです。
もちろん自己投資が大切なのはわかりますが、心身を休めることも同じくらい重要であることも忘れていはいけないでしょう。

3.周囲への配慮

会社で働いていると、いろんな立場の人が思い思いに愚痴をこぼしています。
「自分は頑張って毎日働いているのに、なんでこんな思いをしなくちゃいけないんだ!」
こういう思いが出てくると、人はすぐ愚痴をこぼします。
でもそのほとんどが、実際に改善してくれと言っているわけではありません。
どうしようもないことは愚痴をこぼした本人もわかっていることが多いです。
ただ、ぽろっと出てしまうんですね。

休職前の僕は、先輩社員や派遣さんが少し棘のある発言をしたら、話を聞いたり、ちょっと上に話してみますねとか言ったり、都度都度気を遣っていました。円滑に仕事を進める、職場の空気を悪くしないためにです。

でも、今ではほとんど聞き流しています。
仕事をしていれば不満も出てくるし、本当に改善しなければいけないことはちゃんと皆さん然るべきところで発言しますから、オフィスでぽろっとこぼす愚痴は聞き流しても問題ありません。

まとめ

適応障害で悩む人にとっては、これらの行動が大きな負担になってしまうことがあります。

大切なのは、自分の心身を大切にし、無理のない範囲で生活することです。

僕の経験が、同じ悩みを持つ人々にとって、少しでも希望の光となることを願っています。

コメント欄では、あなた自身の経験や、適応障害と上手に付き合うための方法など、ぜひ共有してください。

一緒に、適応障害を乗り越えていきましょう!


あなたのサポートで僕の活動を応援してください! 適応障害は年々増加傾向にあります。しかし、その病気についてはまだまだ知られていません。症状が改善しても悩んでいる人はたくさんいます。僕は実体験からこの病気について発信し、適応障害に悩む人々の安心できる社会を実現したいです。