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デジタル化していくこと

DX化が叫ばれて久しいですが、進んだのでしょうか。
フル活用しているベンチャー企業を中心とした歴史の浅い会社と部分的に導入している歴史のある会社で分かれているような気がします。

例えば、ツールひとつとってもそうですね。今やチャットツールで仕事をしていくことは、当たり前になってきています。PCとスマホやタブレットが同期しており、いつでも確認でき、即時返信もできてたりすることで非常に便利です。Slackやteamsなど色々提供されています。
しかし、これを活用しようと押し進めて体内化していくだけでも年単位で時間がかかります。メールと違って、どんどん来るからわからないとか、共同作業でリアルタイム更新できると説明しても、PCローカルで作業し、どこが更新したかわからなくなったりします。
これは、今までの仕事のやり方を変えたくないから起こるんですね。比較的若いメンバーの方がすんなりと切り替わりますし、そもそもそういうツールを使って仕事をしています。
一定の礼節や挨拶は必要ですが、変化を生み出し、お客さまへのアプトプットを高めるために仕事をしているのに、型を優先させるようなことになっています。
意外とトップは、柔軟に対応して活用しています。その下あたりの人たちが往々にして分かれます。ここをうまく、変化させる活用させる方向に導くことが大事です。まあ、でもそれは何も生み出さない仕事なんですけどね。
そういうことが多ければ多いほど、変われない会社になっているということです。
というわけで、デジタル化が進まないのではなくて、変化ができないですね。また、そういう人たちは、時に知ったかぶりをします。これがたちが悪い。わからないのに、一部分を取り上げてこんなのだからだめだという。本質は、違うところにあるにもかかわらずです。

マイナンバーカードの活用や整備がだいぶ進んできました。もう一息ですね。個人情報保護ってどうなんでしょうか。それを使った詐欺を自己防衛するしかないのではと思います。当然、企業としてセキュリティを担保し、対応するのはもちろんなんですが、だからといって、頑丈にしすぎることもないような気がします。スマホの検索履歴やショッピング履歴でのレコメンドは時に有効活用しているのに、詐欺は漏洩した企業が悪いとなる。

プラットフォームのベースは、ある程度共通化していくべきで、その上で競争環境ができると切磋琢磨でより良いサービスが生まれる。プラットフォーム争いが延々と続いているのが日本で、気づいたら、プラットフォーム自体が変化している。

お客さまとの接点のデジタル化もこれからが正念場です。導入したけど、成果になっているんだっけ?の最初の壁にこれからぶつかる企業が多数になると思います。ここで止めると取り残されます。本当に大事なタイミング。小さな反応やレビューを拾って、磨き続けれるか、本当の意味で理解をして対応することができるか、目先の利益に目を奪われないか、大事ですね。

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