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社長と人事部長の違い

今日は、少し立ち止まって、標題の違いについて、考えてみたいと思います。

文章を書きながら、考えをまとめていくので、読みづらいかもしれませんが。

自分にとってのnoteは、書きながらまとめる場所にするのがあっていると感じたからです。なぜなら、最初にいくつか書いた時は、少し時間の余裕がある時期でした。そのあと、どうしてもなかなか書けません。綺麗な文章をしっかり考えて書かなきゃと思ってしまうのです。でも、先日、考えをまとめながら、書いてたら、どんどん進みました。あ、これだ!と思いました。今日もその気持ちが出てきたら、パソコン開けるのもスムーズでした。


さて、本題です。

現在、中国で子会社社長になり、2年が経過しようとしています。会社の大きさに関わらずやはり、違いは、明確にあるということですね。

自身が以前に人事部長を担っていた時は、現在考えていることや見えるいることは、間違いなく見えていませんでした。人事の戦略思考や、戦略人事の必要性が高まってきておりますし、そのような書籍を読んでだり、勉強はしていました。そして、自分なりには、少しづつできるようになったり、理解できているつもりでした。

しかし、今思うと、確かに、少しは、わかっていたかもしれないけど、でも全然意味合いが違うということです。

社長の視点からすると、ビジョン達成のための一つの手段として、人事戦略があるということです。それ以上でも、それ以下でもありません。年度やタイミングによって、重要度の上下はあるかもしれませんが、あくまで一つの手段です。そして、それに沿った人事戦略や企画の立案から、実行、運用を部長に求めます。そして、それが、計画通りに進捗しているか、効果は出ているか、が関心事です。


一方で、人事部長からすると、同じように考えていますといいながらも、本質的に深く、ビジョン達成のための経営戦略を理解できているかというと、なかなか同じ視点にまで立てません。考えてみれば、当たり前なのです。社長と部長でも情報量や参加する会議の質が違うのです。仮に、同じ情報を持っていたとしても、当然考える方向感などは、全然違ってくるはずです。間に本部長がいれば、なおさらです。なので、自分は、いろいろ話を聞いて、それを踏まえて、考えたという風に思っていても、やはり、そこに差はあるのです。


上記を踏まえると、社長は、やはり、ビジョン達成のための経営戦略を説明し、浸透させること、なぜ自身がそう考えたのか、その根拠は何かを繰り返し伝えていくことが一番重要な仕事です。一回伝えて、終わりでは、自分の思った通りにならないのです。ここに記しながら、自分自身を戒めていかないと、、、。

人事部長や人事部門の皆さん、ぜひこのことを理解して考えてみてください。わかろうとしなくていいと思います。わかっていない前提で聞く、考えるが大事です。わかったつもりで考える、進めると大きな方向間違いになっている可能性があるのです。前提が変わるだけで、見える景色が違ってくると思います。そうすると、自然と情報も集まってきて、本来の達成すべきところに辿りづくと思います。


うん、やはり書きながら考えをまとめていくのは、いい感じです。というわけで、文章がまとまっているかどうかは、あまり気にせず、思考の後として残していこうと思います。

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