バマゴ フランスで福祉職

日本で生活保護のケースワーカーとして働いた後、フランスの障がい関係施設で働いています。

バマゴ フランスで福祉職

日本で生活保護のケースワーカーとして働いた後、フランスの障がい関係施設で働いています。

最近の記事

人生総括2 メンヘラ大学生、福祉実習に出向く

今日も訪問して頂きありがとうございます。 という事で、前回の記事・人生総括1の続きとなります。 福祉アレルギー 大学デビュー後、楽しかったモラトリアム生活もあっという間に過ぎ、またもや進路を決めねばならない4年生になってしまいました。 その頃の私は勉強をしない大学生ではありましたが、卒業するため福祉系科目の授業に出席はしていました。そして3年間の履修を通して 「支援・支援って、どんだけ上から目線なんだよ」 「2◯時間テレビみたいな偽善者っぷりがどうにも苛立つ」 「支援

    • 人生総括1 拗らせ学生時代

      こんにちは、バマゴです。 本日もご訪問頂きありがとうございます。 という事で、どうしてまたフランスで福祉のお仕事してるのか?をつらつら書いてみたいなあ〜と思ったのですが.…。 生まれた頃からの条件・偶然に引っ張られここまで辿り着いたので、これを機会に人生総括してみたいと思い立ちました。長くなりますが、お付き合い頂けましたら嬉しいです。 出生から幼少時期 まずバマゴは中流サラリーマン家庭の、パッとしない女の子として生を受けました。 日本女子にとって、みてくれが可愛くない・

      • お仕事の内容(午後シフト)

        こんにちは、今日も訪問頂きありがとうございます。 という事で前々回記事に引き続き、午後シフトのお仕事内容を紹介したいと思います。 午後の流れ 必須項目は ・14時から30分間、午前シフトの同僚との引き継ぎ及び、午後シフト同僚内で誰が何を担当するか決める ・16時から「おやつタイム」という名の水分補給 ・19時から夕食・服薬介助 ・就寝前の着替え、排泄、歯ブラシ、服薬の介助 ・21時開始夜勤の同僚との引き継ぎ これにプラスして ・毎日のレク(スポーツ・文化活動)を企画す

        • 凱旋門のグルグル(rond point)を回ってみた

          私は運転が得意ではないし、どちらかというと嫌いです。 中でもパリは道は狭いし、一方通行多いし、歩行者やチャリがあっちゃこっちゃから出て来て怖いったらありません。特にナシオンやコンコルドなどの広場系、凱旋門のグルグルなんてグチャグチャかつクラクションまみれで、あんな所はメトロで行くに限ると思っています。 だから仕事でも、同僚と通院同行や外出時に誰がどこ行くか決める際に「comme tu veux (好きなの選んで良いよ)」と言いながら、シレッとパリへの外出を避けています(外出

        人生総括2 メンヘラ大学生、福祉実習に出向く

          お仕事の内容(午前シフト)

          現在私は Foyer de vie と呼ばれる施設で働いています。 この施設は前記事で紹介したように、日中外の活動に出る事が難しくなった人が暮らす施設なので、ほとんどの入居者さんは全日ここで過ごす訳です。 なので私達職員のシフトも24時間カバーすべく、午前シフト(7時〜14時30分)・午後シフト(14時〜21時)・夜シフト(21時〜翌朝7時)に分かれています。 この内夜シフトは、フランスでは夜勤専門の職員(Veilleur de nuit)が担当するので、私達日勤職員(Édu

          お仕事の内容(午前シフト)

          職場について (障がい者支援施設@パリ郊外)

          日本と同様、フランスの福祉業界でも専門分野に分かれ、それぞれ対象とする方や仕事内容も結構異なります。 高齢福祉 (accompagnement des personnes âgées) 障がい福祉 (accompagnement des personnes en situation de handicape) 児童福祉 (protection de l'enfance) 公的扶助 (insertion sociale) 医療ソーシャルワーク (service social

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          ふらんすで福祉のお仕事

          はじめまして、フランスで福祉職をしているバマゴです。 日本の大学で社会福祉学科を卒業後、生活保護ケースワーカーとして5年間働いた後に渡仏。 来仏後は子育てとフランス語の上達が今イチで日系の会社で働きましたが、来仏10年目にして一念発起でフランスの福祉職資格を取りました。その後障がい関係の施設で働き現在に至ります。 給料が低いやらキツいやら散々な言われようの介護・福祉業界。日本を脱出した際に足を洗ったつもりが、何故か遠く離れた異国まで来て足を突っ込んで、とっ散らかった日々を送

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