見出し画像

お仕事の内容(午前シフト)

現在私は Foyer de vie と呼ばれる施設で働いています。
この施設は前記事で紹介したように、日中外の活動に出る事が難しくなった人が暮らす施設なので、ほとんどの入居者さんは全日ここで過ごす訳です。
なので私達職員のシフトも24時間カバーすべく、午前シフト(7時〜14時30分)・午後シフト(14時〜21時)・夜シフト(21時〜翌朝7時)に分かれています。
この内夜シフトは、フランスでは夜勤専門の職員(Veilleur de nuit)が担当するので、私達日勤職員(Éducateur/Éducatrice)は週替りで午前・午後シフトに入ります。日本では夜勤も含めてシフト構成される所が多いので、そこは大きな違いですね。

という事でまずは午前勤務のお仕事についての説明です。

必須項目は
・朝7時から夜勤職員と引き継ぎをした後、食堂へ来た入居者さんの朝食・服薬を介助。
・入浴(と言ってもお風呂ではなくシャワー)・身支度(着替え、歯ブラシ、ヒゲや髪を整えてからの香水)のお手伝い。
・昼食・服薬・片付けを介助、一緒に行う

これにプラスして
・午前中の活動(絵画教室や散歩、買い物)を企画したり付き添ったりする
・通院同行
・入居者会議(週1回)を取り仕切る
・洗濯が必要な衣服の回収・ベッドのリネン交換
・各利用者の日用品チェック・購入

といった事であれよあれよという間に14時となり、午前シフト・午後シフトメンバー皆で集まり30分間の引き継ぎを行います。

医療面では看護師さん(パート)+週1で往診してくれる医師がいるのですが、眼科・歯科・心臓科などの専門医に受診するため外出する際に同行する事も多いです。

ちなみにこちらの施設では、入居者さんの生活リズムを尊重するため、朝は起こさず自然に目が覚めるまでそっとしておきます。なので正午近くに起きて来る入居者さんもちらほらいらっしゃいます。

そして週末勤務は3週に1度、土・日曜日勤務に入ります。1日12時間勤務なので長いかな〜と思いきや、映画や観劇など外出を企画するので「あっという間にもう夜?」みたいな感じで過ぎる事も多いです。
週末勤務のある週は、勤務前の水・木・金曜日と勤務後の月曜日が休みとなります。

ただ以前の施設では、週末勤務は2週に1度・10時間勤務だったので、施設によって色々なパターンがありそうですね。

というのが大まかなシフトの流れとなります。
日本での施設勤務経験がないので分からないのですが、大体同じような感じでしょうか…??


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?