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落第生が特別研究員になれた、論文をとにかく速く読む方法。

先に言いますが、僕は落第生です。(事実です)

しかし、博士課程卒業間際、僕の肩書きは「独立行政法人日本学術振興会特別研究員(DC1)」という早口言葉みたいになっています。

理由の一つは、研究を始めて以来、とにかく読んだ論文数を増やしたからです。以下はその方法です。

1.「緒言」「Introduction」の最終行のみ読む
読んでいる論文の存在意義です。これが解れば、読む上では困りません。

2.その次に「結言」「Conclusion」を読む
間は後回しです。とりあえず結言に飛んでください。

これを読まれた方の大半は「しっかり読んだ方が良いのでは?」と思われるかもしれません。

しかし、ゆっくり読んだとて、その内容全てを常に使うわけではありません。大事なことは、必要な時に「該当する論文を検索できる脳」を作ることです。必要な論文を検索し終えたら、改めてその論文を精読しましょう

研究は記憶力を競うものではなく、アイデアを出す瞬発力(瞬間的に該当論文を検索する能力)が重要なので、瞬発力を鍛えていきましょう。

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