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パレスチナ゠アクション、外務省を襲撃・レオナルド社を占拠

原文:https://freedomnews.org.uk/2023/11/02/palestine-action-strike-foreign-office-and-occupy-leonardo/
原文掲載日:2023年11月2日

バルフォア宣言から106年の本日(11月2日)、パレスチナ゠アクションの活動家達が英国外務省を標的とし、現在兵器会社レオナルドのロンドン本社を占拠している。レオナルド社のロンドン事務所は、レオナルド社の兵器によるパレスチナ人の流血を象徴する赤いペンキで覆われ、一人の活動家が同社正面のオーバーハングの上に残っている。また、ロンドンの外務省には「英国は有罪」「ファック゠バルフォア」といったメッセージがスプレーで書かれた。

1917年、当時の英国外相アーサー゠バルフォア卿が書いたこの宣言によって、パレスチナの土地はシオニスト植民計画に譲渡された--英国が一度たりとも譲渡する権利を持ったことのない土地だ。宣言後、1948年まで、英国は先住民の村落を焼き払い、ナクバへの途を用意した。それと共に、気まぐれな殺人・逮捕・拷問・性暴力(男女に対するレイプを含む)・人間の盾の使用・家屋取り壊しがパレスチナ人の抵抗を抑圧する集団懲罰として行われた。

ナクバ(「大惨事」)で、英国が武器を与えて訓練したシオニスト民兵が、75万のパレスチナ人を強制移住させ、500カ所以上のパレスチナ人村落を破壊し、多くの家族を虐殺した。ガザで目下行われているジェノサイドは、既に8500人以上のパレスチナ人の命を奪い、数万人以上の負傷者を出している。一方、ガザにいる210万人が飢え・渇き・避難を余儀なくされている。バルフォアがなかったら、そして英国がシオニスト計画への政治的・軍事的支援を続けていなかったら、こんな事態にはならなかっただろう。

イスラエルのF-35戦闘機は、英国レオナルド社が製造した「高エネルギー軍事レーザー」標的システムを使ってガザのパレスチナ人を爆撃し、虐殺し続けている。さらに、レオナルド社はアエルマッキM-346戦闘機とアパッチ攻撃ヘリコプター用部品もイスラエルに供給し、これらもガザの暴力的民族浄化に投入されている。

英国とイスラエルの軍と産業の深い結びつきは、バルフォア宣言が歴史的文書ではないと示している。逆に、この宣言はパレスチナ人の民族浄化に対する英国の言質を記した初校である。この言質は英国の行動基盤である。とりわけ、レオナルド社を介してイスラエル政権にジェノサイド実行手段を提供する言質なのだ。

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