bakuto morikawa

ラジカル英文翻訳。コピーレフト。BGMは、Culture Shock, Muddy S…

bakuto morikawa

ラジカル英文翻訳。コピーレフト。BGMは、Culture Shock, Muddy Summers & the Dirty Field Whores, Sin Dios, Subhumas, The Window Smashing Job Creators.

マガジン

  • ネストル=マフノ小論集:国家に対する闘争

    マフノがパリに亡命した後に書かれた論考の選集の翻訳です。

  • 新型コロナウイルスとアナキズム

    アムステルダムのアナキスト゠グループが収集・編集・印刷したアンソロジーです。掲載論考を随時翻訳していきます。 原文PDFは、https://www.agamsterdam.org/wp-content/uploads/2021/11/corona-virus-and-anarchism-pandemic-s-anthology.pdf

  • コミュナリズム:解放的代案

    マレイ=ブクチンの思想を端的に示したパンフレットの翻訳です。分割して訳したものをマガジンにまとめました。 原文は、https://www.communalismpamphlet.net/

最近の記事

労働運動内のアナキスト(1)

原文:https://blackrosefed.org/anarchists-in-the-labor-movement-1/ 原文掲載日:2024年7月17日 この記事は、「労働運動内のアナキスト」と題した新しいインタビュー゠シリーズの第1回目である。 タイトルが示しているように、このシリーズでは職場の組織化に取り組んでいるアナキスト達に話を聞く。話を聞く人々の中には、既存労働組合の一般組合員の中で戦闘的少数派を構築している者もいれば、新しい労働組合キャンペーンを通じて

    • リベラルの和解など認めない

      原文:https://freedomnews.org.uk/2024/07/17/rejecting-liberal-reconciliation/ 原文掲載日:2024年7月17日 著者:ジェームズ゠ホートン トランプ銃撃事件後に政治的暴力を徹底的に非難するなど、政治秩序の暴力的基盤を無視しているだけだ。 米国のドナルド゠トランプ前大統領(おそらく将来の大統領)の暗殺未遂事件後、西側の政治言論でリベラル派と名目上の社会民主主義者が、穏健とされる中道路線へシフトしている。

      • コミュニティ所有権とアナキズム的住宅供給の途

        原文:https://freedomnews.org.uk/2024/07/15/community-ownership-and-the-anarchist-path-to-housing/ 原文掲載日:2024年7月15日 著者:アイザック゠ベル゠ホームストロム(Isaac Bell Holmström) (訳註:コミュニティへの公共資産委譲については、『英国のコミュニティへの公共資産委譲(Asset Transfer)にみる市民主導型都市再生政策と取組』と『コミュニティ

        • プーチンは何を望んでいるのか?

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/07/11/what-does-putin-want/(露語原文) 原文掲載日:2024年7月11日(露語原文は2024年6月22日) 著者:アンティ゠ラウティアイネン(英訳はシーン゠パターソン) ロシアの独裁者は狂っていない。彼の権力と経済体制に戦争が必要なだけだ。 Avtonom.orgより。ポッドキャスト と YouTube でも視聴可能(どちらも英語)。 2022年2月にロシアがウクライナを全

        労働運動内のアナキスト(1)

        マガジン

        • ネストル=マフノ小論集:国家に対する闘争
          17本
        • 新型コロナウイルスとアナキズム
          14本
        • コミュナリズム:解放的代案
          15本

        記事

          そういうことです。

          そういうことです。

          ボゴタのIWA総会

          原文:https://iwa-ait.org/content/iwa-plenary-bogota 原文掲載日:2024年7月2日 6月29日~30日、国際労働者協会(IWA)の代理人とオブザーバー60人以上がコロンビアのボゴタで行われた総会に出席した。また、この会議を傍聴するよう招待された中国のアナルコサンジカリストもオンラインで参加した。総会開催に多大なご尽力頂き、とても温かいもてなしをして頂いたコロンビア支部のULETに感謝申し上げる。 総会に先立ち、CNT-AIT

          ボゴタのIWA総会

          大杉栄の会(新潟・新発田)9月集会

          日時:2024年9月15日(日)16時から 場所:イクネスしばた(諏訪町1-2-12/新発田駅前複合施設) 映画上映『狼をさがして』キム・ミレ監督 ゲストトーク:荒井まり子さん、浴田由紀子さん 会費:1500円 大杉栄の会:080-9210-7933

          大杉栄の会(新潟・新発田)9月集会

          ニューカレドニア:カナック反乱とニッケル産業

          英語原文:https://freedomnews.org.uk/2024/06/27/new-caledonia-the-kanak-insurrection-and-the-nickel-industry/(仏語原文) 英文掲載日:2024年6月27日(仏語原文は2024年6月8日) 著者:サン゠ノン (訳註:翻訳に際しては、適宜仏語原文を参照し、英文の不明点を補いました。) 弾圧が続き、フランス植民地当局が正常な状態に戻ると発表したが、ニューカレドニア(カナキー)の情

          ニューカレドニア:カナック反乱とニッケル産業

          ブラックローズ/ローサネグラの歴史

          原文:https://blackrosefed.org/about/history/(2024年6月16日閲覧) イントロダクション 2024年で「ブラックローズ゠アナキスト連盟/ローサネグラ゠アナキスト連盟」(BRRN)は設立から10年を迎えた。左翼の多くは、私達が何者で何を目指しているのか分かっている。だが、私達はどこから来たのだろうか?いつ・どのようにして・何故、アナキスト闘士達は1990年代以降で米国初の全国的リバータリアン社会主義組織を創設したのだろうか? B

          ブラックローズ/ローサネグラの歴史

          兵器工場襲撃で100万ポンドの損害

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/06/19/arms-factory-invaders-told-they-caused-1million-in-damage/ 原文掲載日:2024年6月19日 パレスチナ゠アクションがケント州のエルビット社子会社インストロ゠プレシジョンを標的にした。 パレスチナ゠アクションのプレスリリースによれば、36時間の逮捕期間中、警察はパレスチナ゠アクションのメンバーに、ケント州にある<エルビット゠システムズ

          兵器工場襲撃で100万ポンドの損害

          極右の脅威に対する抗議行動がフランスを席巻

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/06/13/protests-sweep-france-to-face-far-right-threat/ 原文掲載日:2024年6月13日 著者:Alisa-Ece Tohumcu EU議会の躍進を受けたマクロンの解散総選挙へのファシスト動員に警鐘を鳴らす 極右に対する抗議行動がパリからモンペリエまでフランス全土を席巻している。EU選挙での極右の勝利とエマニュアル゠マクロンの破滅的反応(安易な解散総選

          極右の脅威に対する抗議行動がフランスを席巻

          シャット゠ザ゠システムとパレスチナ゠アクションがバークレイズ銀行の20支店を破壊

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/06/10/shut-the-system-and-palestine-action-smash-20-barclays-branches/ 原文掲載日:2024年6月10日 「グラスゴーからブライトン」連携行動が化石燃料とイスラエルの兵器に投資している銀行を標的にした。 パレスチナ゠アクションとシャット゠ザ゠システム(気候混乱に資金提供している企業を標的とする直接行動グループ)によると、その活動家達が

          シャット゠ザ゠システムとパレスチナ゠アクションがバークレイズ銀行の20支店を破壊

          東南アジアのアナキズム:一居住者によるノート

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/06/04/southeast-asian-anarchism-notes-from-a-denizen/ 原文掲載日:2024年6月4日 著者:シモウン゠マグザリン(Simoun Magsalin) 過去30年間、アナキズムは、暗にアナキズム的な実践と共に、私達の地域でかなり広範に成長してきている。 第二次世界大戦以前の古典的アナキズムが終焉した後、東南アジアのアナキズムは完全に解体され、根絶状態に近

          東南アジアのアナキズム:一居住者によるノート

          第十七章 スペインのアナキストへの公開書簡

          原文:http://www.spunk.org/texts/writers/makhno/sp001781/chap17.html 初出:Probuzdeniye(覚醒)、第23~27号、1932年6月~10月、77~78ページ 同志カルボとペスターニャへ 友人達と同志達に、そして彼等を通じて全てのスペイン労働者に、私の激励を伝えて下さい。既に開始されている革命的プロセスの中でスペイン労働者がその決意を揺るがさないように、また、リバータリアンの方針に沿って起草された実践的

          第十七章 スペインのアナキストへの公開書簡

          活動家が兵器工場のインターネットアクセスを切断

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/05/28/activists-cut-internet-access-for-arms-factory-that-supplies-israel/ 原文掲載日:2024年5月28日 パレスチナ゠アクション゠スコットランドの活動家がエディンバラにあるレオナルドUK社の工場のインターネットケーブルを破壊した。 パレスチナ゠アクションによれば、5月28日(火)未明、活動家グループがイスラエルに兵器を供給して

          活動家が兵器工場のインターネットアクセスを切断

          イスラエルのアナキスト、イラン゠シャリフへのインタビュー

          英訳原文:https://libcom.org/article/interview-israeli-anarchist-ilan-shalif(ギリシャ語原文) 原文掲載日:2024年5月22日(ギリシャ語原文は2024年5月19日) (訳註:翻訳に際しては英文を基に、必要に応じてギリシャ語原文も参照しました。なお、文中で話題になっているファウダについては、以前に紹介しましたが、フェイクかどうかは議論があるようです。) ギリシャのリバータリアン雑誌『アフトレクシー(Aft

          イスラエルのアナキスト、イラン゠シャリフへのインタビュー