88日目　ボールペン日記「書くことで動き出す」

青いボールペンで、夏にお便り下さった何人かの方に、もう秋になってしまったけれど返事を書いた。

ついでにノートに日記を書く。

みなさん、毎日何か書いていますか？

私はこのところ毎日noteに日記を書いていましたが、手書きの日記はしばらくつけていませんでした。

久々に書いてみると、やっぱり良さを実感します。頭で考えているだけだと具体化しにくいのですが、文字にして手で書き、目で見ると整理されて記憶に残り、書いたことが現実化するスピードが格段に速くなる気がします。

現実化なんていうと大げさでなんだかスピリチュアルな話みたいな感じもしますが、単純に日常の小さな気になっていたことへの実行力が上がる、ということです。

実際、日記以外にも仕事用のアイデアノートもあるのですが、そこに書き留めておいたことの何割かは後に具体化しています。魔法でもなんでもなく、やるのは自分なのですが、でも後で振り返ってみてノートに書いたことが現実になっていると思うと何だか魔法のノート、みたいな気分が味わえます。

その昔、大昔、必殺受験生だった頃の必勝暗記法も、書く、見る、読む(声に出して)、を同時に行う、というものでした。

手書きで文字を書く動作でアウトプットしながら目で見てインプット、さらに口に出して読んでアウトプットしながら耳で聞いてインプット、という風に身体の入力と出力を同時に複数稼働させていくと、かなり短時間で記憶に残る確率が上がっていきます。

もう今はそういう暗記をする機会は減りましたが、手で書く日記の効果も多分これに近いものだと思います。

最近なんだかモヤモヤして停滞しているわー、と感じる方がいらっしゃったら、好きな筆記用具とノートを用意してぜひ書いてみて下さい。

最初はグチでもなんでも、今日だるいわー、でもまったくやる気出ないわー、でも試しに一行書いてみると、だんだん連想ゲームみたいに動き出して、そのうち小さなことからものごとが動いていくきっかけになると思います。

個人差あるかもなのでなんの保証もないですが、よかったら騙されたと思ってやってみて下さいね～。

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