【ざっくり・スッキリ解説】今更聞けない、新選組ってなんぞや？①

雪国育ちのOL、春です。

前回の投稿にチラッと「新選組」というワードを出したので、今回は新選組について私なりにざっくりと解説していこうと思います。

新選組を語り出してしまうと長くなってしまう、且つ情報量も多くなりがちなので、ここでは要点を掻い摘んで情報量を調整して解説していきます。

▽前回の記事はこちら

新選組と聞いて、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか？新選組が題材となったゲームや小説も結構あるので、それらに基づいたイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

新選組は京都の治安維持という目的で結成されましたが、任務の内容としては尊王攘夷派の弾圧でした。

【新選組の特徴】

①農民や商人出身の「非武士」組織…局長の近藤勇や副長の土方歳三などは元々武士ではありません。なので人一倍、武士に対する強い憧れがありました。

②ボスは松平容保…新選組は徳川幕府の中の京都守護職に所属している組織でした。京都守護職は今でいう部署のようなものです。その京都守護職のトップにいたのが会津藩主の松平容保（かたもり）です。新選組の立場を覚えておくことで、今後の理解がグッと深まります。

③厳しい組織内の掟…「局中法度（きょくちゅうはっと）」と呼ばれる新選組内の掟があり、これを破った者は切腹を余儀なくされます。この局中法度では幹部層であろうと切腹させられます。新選組に忠義を尽くすと決めて入隊したなら、最後まで忠義を貫き通せということですね。

④個性豊かな隊士たち…新選組は「非武士」の組織で身分に関係なく試験に受かれば入隊することができます。全国各地から様々なバックグラウンドを抱えた隊士たちが集まっているので、隊士の統一性がありません。局中法度で組織を厳しく取り締まったのは、このような隊士たちをマネジメントするためということも理由の一つだと思います。

新選組の概要としては上記の4つをまずは抑えていただければと思います。ここから更に順を追って、このnoteで解説していきます。

他の投稿でも書きましたが、最初にざっくりとシンプルに概要を掴むことが歴史を勉強する上で大切なので、今回は新選組についてシンプルに纏めてみました。もちろん、概要だけではなく事件や人物についても今後フォーカスしていこうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました！

またnoteでお待ちしております。

春