2023/10/26 清水の公園

今日は6:30に起きた。早いぜ。早すぎるぜ。エキセントリック号。

起きて高速で身支度をする。今ようやっと1日、自由に使える日がやってきたので今日は焚火をすることに決めていた。焚火をするには朝早く家を出なければいけない。
7:20の電車に乗って、北へ北へと向かう。朝が早いと普段の生活リズムとずれすぎて体調が悪くなる。心の調子を整えるために体の調子を乱す。バランスの難しさである。

日比谷線から乗り換えなしで東部スカイツリーラインに乗り入れ、春日部で乗り換え、アーバンパークラインで清水公園駅に降り立つ。
今日は清水公園で焚火をする。

車中の話をする。東京から離れる、下り路線であるからこれはそうとう空いているだろうと思って電車に乗ったのだが、どの路線でもそこそこ乗客がいた。日比谷線の上りは車両ぎゅうぎゅうで身動きが取れなくなるほど混雑する。それと比べればぜんぜん空いてはいるのだが、それでも座席は埋まっている程度には混雑していた。さすが埼玉の巨大都市、春日部である。
駅のホームは『オラはにんきもの』の「パニックパニックパニックみんなが慌ててる~」の部分が流れていた。縁起でもねえホームメロディである。

8:30くらいに清水公園駅に到着した。駅周辺にはなにもお店がない。コンビニも無い。事前にグーグルマップで周辺環境をチェックしたが、この駅は迫害を受けているようでお店が無いのだ。
燃やす燃料は前日のホームセンターで、食事については夜にへとへとになりながらスーパーで購入していた。飲み物は重たすぎるので、駅から数分歩いた先のコンビニで買うことにしていた。まずはそこに向かう。飲み物が無ければ焚火の熱で干し肉になってしまう。

公園の営業開始が9時からなので、9時に受付へ向かう。そこからキャンプ場へ向かい、ようやっと焚火の時間だ。
平日の午前中であれば、誰もいないだろうと思っていたのだが、すでに3組ほど焚火やBBQを楽しむ人がいた。時間が経つとどんどん人がやってきて、10組程度にはなった。これはなかなか人気スポットである。休日になるとどれだけ人でごった返すのか、想像するだけでも恐ろしい。
清水公園は自分でBBQセットを持ち込むか、レンタルするかで使えるデイキャンプ場と、屋根付きの備え付けのあずま屋と炉でBBQを楽しむことができるBBQ場がある。
平日にわざわざ清水公園までやってきて焚火をしたいと思う人は変態であり、玄人であるからBBQ場はほぼ人がおらず、こちらのキャンプ場に人間が集まっているということらしい。

あたりにスーパーなどが無いことが欠点ではあるが、BBQ場の方は夜の部で借りれば高級ディナー気分が楽しめる。なかなかいいところだ。デイキャンプ場は16時に完全撤収なので使えない。残念。

デイキャンプ場に着いてまずは火を起こす。肉を焼きたいので炭に火をつけるところから行う。炭はなかなか火がつかないので、なによりもこれから始めなければいけない。これからBBQデビューを考えている人はこの点だけ覚えておいてほしい。

ある程度火が安定してきたら、コンロの近くにテントを張って荷物をそこに詰め込む。こうすればあとは完全に自由時間である。肉を焼くもよし、酒を飲むもよし、タバコを吸うもよし(分煙なので喫煙所へ)、スマホをいじるもよし、うんちをするもよし。
私はうんちをすることにした。早起き過ぎてお腹がくだっている。とてもきれいなトイレで使い心地は家を超えていた。良いトイレであった。

その後はいろいろと食べてみた。今日はピタパン(中が空洞になっているドラえもんのポケット状のパン)を持ってきた。コンビニで生野菜も買ってきた。このピタパンに野菜と肉を詰めて、シラチャーソースをかけてやった。
最高に美味い。自作ケバブである。以前ここに書いたが、私はケバブがでえ好物だ。家でこのピタを使った自家製ケバブをこっそり食べてきたが、やはり炭焼きの肉、炭で炙ったピタパン。最高であった。これは美味いぞ~。またやろうと思う。

今日のデイキャンプでやったのはこれくらいである。あとはだらだらと薪をくべたり横になったり縦になったりしていた。それで充分である。
15時ころから片付けを始めた。片付けは疲れる。でもやらなければいけないのでやる。16時に退去して、16:20の電車に乗った。公園から駅までも近いうえにコンビニも無いので電車に乗るしかやることが無い。
18時前には帰宅して眠った。起きたら21時だった。

そういえばバイクのヘッドライトを交換しようとしていたのだと思い、バイクの様子を見に行くと、手持ちの工具では交換できないネジだった。残念。

今日面白いと思ったことは「焚火はやはり楽しかった。自作ケバブも店で食べるのとはまた別の味で美味かった。でも店のケバブもおいしい。ケバブケバブケバブ。」


こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。