2023/11/24 スリーズやっちゃだめ

今日は、いや今日も10:30に起きた。
ありがたいもんで(ありがたいのか?)今日は特に予定がない。だらついてやろうと思ったり思わなかったりである。
11月30日、毎月恒例の漫才協会の若手で集まって行っている「漫才強化若手会」がある。これに向けてネタを作らなければいけない。2本。

それにしても疲れた気がする。その証拠に記憶がない。
なにをしていたっけか。朝はそんなに腹は減っていなかったので、昼過ぎくらいに米を炊いて、あら煮を食べたという記憶は残っている。何をしていたのだっけか。

本当に記憶がない。
じゃあ、本当にぼぅとしていたのかと言われればそうではない。

スリーズというスマホゲームをやってしまっていた時間がおおいにあった。

ラジオを好んで聞いている方であれば、このゲームに思い当たるところがあるかもしれない。

数年前、何年前かはもう忘れたが、伊集院光さんが深夜ラジオでこのゲームの危険性を説いていた。

別に面白いわけではない。いや、面白いといえば面白い。

かつて大流行した(したのか?)テトリスというロシア(当時のソビエト連邦)製のゲームがある。テトリスも危険なゲームである。いわゆる面白いゲーム、派手なアクションに高精細なグラフィック、プレイヤーを感動させるストーリー、これらは一切ないが、気づけばやってしまう。

当時、あまりの中毒性の高さに、テトリスをやりすぎてしまうことでアメリカ(西側諸国)の指揮を下げる効果を狙って作成されたのではないかとの都市伝説もあった。テトリスをプレイしたことがある人ならば知っているだろうが、BGMはロシア民謡が延々と繰り返される。刷り込みとは恐ろしいもので、なんとなくロシアに対して好意的な親近感を持つことに繋がる。

現在のロシアの行っていることについての言及はしないが(明らかに火中の栗なので)、冷戦当時の戦略の一つとしては恐ろしさと面白さを兼ね備えた話で面白い。

そんな話は関係なくて、関係ないんかい。

このスリーズもそのロシアの策略ではないのかというほど中毒性がある。ロシア製のゲームなのかは知らない。これは伊集院さんもラジオ内でおっしゃっていたことだ。

そして、伊集院さんがラジオ業界内の方々にこのゲームの不思議な魅力を伝えていった。ハライチの岩井さんも伊集院さんからすすめられてプレイしたところ、恐ろしいほどにはまってしまったという話をされていた。

そんなスリーズを私ももれなく中毒症状的にプレイしてしまっている。

伊集院さんも岩井さんもおっしゃっていたが、プレイヤーはあまり他者にプレイをお勧めできない。なぜなら、さきほど述べた通り、日常生活に支障をきたすほどの中毒性があるからだ。

私はかなりの回数のスリーズをやっていたと記憶している。

昼寝もしてしまっていたが、気づけば17時くらいになっていた。ああ、怖い。

17時になって、もう今日は終わりにしようかな、風呂に入って寝ようかなと思ってしまった。うーん。でもウーバーもやらないとなあ。ああ、やだなあ。

でも、税金を払わないといけないからなあ。

ウーバーをやることにした。えらいねえ。

なんだかんだで21時を過ぎるくらいまでやって、22時には帰宅した。

録画していた「ケンコバのほろ酔いビジホ泊」を見ながら私もお酒を飲んだ。

なんだか眠れなくなってしまって、その後ずっと起きていた。

起きて、今年の領収書の整理をした。ウーバーをやるうえで、バイクのガソリン代、修理・整備代金、舞台に立つときの衣装代金などなどたくさんの領収書がある。昨年分はあまりにも経費を過少申告したことで(本来経費になる物も出していなかった。死んじゃう)今年は死人の方がよほど満たされた生活をしているのではないかというようなありさまだ。

ああ、つらい。

その後、野球のファーストミットのひもが切れていたので、交換をした。これが結構楽しい。編み物をするようにグラブにひもを通していく。

「母さんが夜なべをして、手袋編んでくれた」そんな歌がある。あのとき当然のことだと思っていたものが、大人になった今になって思えば、とても愛情に満ちたことをしてくれていたのだなと思いをはせる歌詞だ。

今日、私は夜なべをしてミットに紐を通してくれた。けっこうこれがなかなかどうして面白いのである。あのときの手袋を編んでくれていた母さんも、意外と楽しんでいたんじゃあないかなと思う。

なんだかんだ4時頃に眠った。ああ、今日も疲れちゃった。おやすみなさーい。

今日面白いと思ったことは「領収書を見るついでに、今年払っている税金や保険類を見てみたが、やはり高かった。月収の半分を持っていかれていた。税率でいえば阿部慎之助くらいだった。こわ!」



こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。