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今日も横目で流し見映画録

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記事一覧

今日も横目で流し見映画録#019

今日も横目で流し見映画録#019

REC4:ワールド・エンド

スペイン発のPOVムービーとして人気を博したホラームービーの第4段。
なんで4作も作っちゃったかな。
今回は隔離研究施設として改装された貨物船が舞台。
1作目のような閉鎖空間ということで、楽しめそうと思いきや、まさかのPOVじゃない。
POV(主観ショット)はまるで自分もその舞台にいるかのような臨場感が売り。
この作品自体その手法で人気が出たというのに、なんということ

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今日も横目で流し見映画録#018

今日も横目で流し見映画録#018

南極料理人

かもめ食堂で注目されたフードスタイリストの飯島奈美さんが料理監修されている作品。

かもめ食堂と違って、野郎ばかりの食事シーンは豪快で観ていて痛快。
個々のキャラクターの際立ち、見終わった後の爽快感が好きで、今でも繰り返し観てしまう良作。

たんぽぽ

故伊丹十三監督の作品「たんぽぽ」。食をテーマに本筋の合間に小さなストーリーが随所にあるのだが、好きなシーンは厨房に忍び込んでオムライ

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今日も横目で流し見映画録#017

今日も横目で流し見映画録#017

朝鮮名探偵 トリカブトの秘密

めいっぱい火サスもしく土ワイ的なタイトルだが、内容もほぼほぼそんな感じ。

最近見た韓流映画はどれも最初はコメディタッチでありながら、最後はやたらシリアスになったりとアップダウンの振り幅が大きすぎて疲れちゃうのだが、この作品は最後までエンタメに徹してくれたので見てて安心。楽しめる。

主人公は僕だった

冴えないサラリーマンの平凡な人生から殻を破って本当にやりたいこ

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今日も横目で流し見映画録#016

今日も横目で流し見映画録#016

レディ・ガイ

何かと男勝りな役の多い、ミシェル・ロドリゲスが「勝り」じゃなくて男役で主演というパンチの効いた作品。
でも男勝りってあくまで性格のことだから、見た目はめっちゃ女性的なのよね。背ちっちゃいし。
特殊メイクで髭面、胸毛とかやたら毛にこだわってるけど、体の線がどうみても繊細なの。かわいらしいの。

でもなんか頑張ってる感が好き。
あと、あっさりフルヌードになっててびっくりした(゚∀゚)

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今日も横目で流し見映画録#015

今日も横目で流し見映画録#015

ジオストーム

異常気象の乱発する地球。その解決方法が天候コントロールができる衛星でぐるりと地球を囲み、異常気象を力技で打ち消すという傲慢な方法でした。
この衛星システムが暴走し、世界各地で人工的な異常気象を引き起こすってのが、この映画の見どころ。

っていうか、その暴走のキッカケも動機も幼稚でクズの極地であったりして、ネタバレだけどアメリカが引き起こしてアメリカで解決してとなんだが「すべてはUS

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今日も横目で流し見映画録#014

今日も横目で流し見映画録#014

スペクトル

見えない敵=プレデター
孤立した特殊部隊&生き残りの少女=エイリアン2
科学者が敵を解明→反撃=インディペンデンス・デイ

これだけヒット作の激アツポイントを盛り込めば面白くないわけがない!

ほんとNetflixから目が離せませんわ。

ひるね姫

タイトルからして、女の子向けっぽい響きだけど、メカありアクションありでとっても中二好きな内容。
とにかく高畑充希の歌声に癒やされまくり

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今日も横目で流し見映画録#013

今日も横目で流し見映画録#013

FRANK -フランク-

不思議な被り物をしたボーカリスト「フランク」
その無垢な音創りは天才的なものだが世に出ることには執着せず仲間たちと理想の音作りに励んでいた。

そこに偶然出会った、シンガーソングライターを夢見る凡人ジョンはその才能に感化されバンドに潜り込む。

だが俗世の欲が強いジョンはバンドメンバーにとっては不協和音でしかなかった。

一人の凡人が天才を潰す

そんなストーリー。

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今日も横目で流し見映画録#012

今日も横目で流し見映画録#012

スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

レイを主人公とする続三部作の最終作。原作ではエピソード9にあたる。

旧三部作が初作が77年公開、新三部作が99年、そして続三部作は2015年から2年おきに公開ってことで記憶が限りなくおぼろげのなか観たよ。

レイの出自の秘密がとうとう明らかに!という流れであるが、すでにレイの能力がみるみるチート化しており、手からビーム、治癒、洗脳、予知、感知、物質転送

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今日も横目で流し見映画録#011

今日も横目で流し見映画録#011

姑獲鳥の夏

原作は京極夏彦の長編小説。着物に指出しグローブの和風DAIGOみたいな方ね。謎解きの軸を持ちつつも伝承やオカルティズムをふんだんに用いられたスタイルは「妖怪小説」とも云われる。

原作600ページの大作をギュギュッと123分に収めるのでいろいろ端折る必要があるがちゃんと面白い。

トリックとしては人体消失ものなんだが、種明かしの鳥肌感は今まで観た推理モノでも最高クラスであった。

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今日も横目で流し見映画録#010

今日も横目で流し見映画録#010

ラン・オールナイト

あいかわらず誰かに復讐しているニールセン。今作は卓越した技術も巧みな戦略もなし。躊躇わず人を殺せるだけの元殺し屋。

殺人を目撃し命を狙われる息子のため、前の職場の関係者ミナゴロシw

ウォー・マシーン:戦争は話術だ!

なによりブラピの役作りに驚いた。歩き方から表情まで、米軍司令官という威厳に満ちて自信たっぷりなおっさんを演じきっている。こんなにセクシーじゃないブラピははじ

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今日も横目で流し見映画録#009

今日も横目で流し見映画録#009

天空の蜂

モックンと永瀬正敏の出る映画は無条件でいい映画と勝手に認識してる。

このモックンの色気ってなんだろね?キムタクとはまったく別のオーラ。「俺が俺が」みたいな自己中さがないんで作品を壊さないんよね。

作品は綾野剛を捨て駒にする贅沢さが良かったです。

ダンケルク

今やなんでもグリーンバッグで撮っちゃう映画界で全編フィルムカメラで仕上げたとても贅沢な作品。
ノーラン監督のこだわりが随所

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今日も横目で流し見映画録#008

今日も横目で流し見映画録#008

ミス・ペレグリンと奇妙な子供達

ティム・バートン監督作品は無条件に好きなオカルト白黒男です。

モノクロ的で陰鬱な色調が特徴的な監督だが、いつもテーマの奥底には慈しみがあって子供ウケがよろしい。

悪でもなく脱がないエヴァ・グリーンが新鮮!

ローガン・ラッキー

ジェントルでプロフェッショナルな印象しかないダニエル・クレイグの粗野な囚人姿が新鮮。

オーシャンズシリーズを手がけたスティーブン・

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今日も横目で流し見映画録#007

今日も横目で流し見映画録#007

スイス・アーミー・マン

ハリーポッターのイメージを払拭しようといろんな役どころに挑戰しているように見えるダニエル・ラドクリフさんですが、これ来たー!っと思った作品がまさかの死体役という…

魔法をバンバン繰り出して奇跡を起こした少年が、今や屁をバンバン垂れ流してミラクルになるのは必見。

キングコング:髑髏島の巨神

キングコングのリバイバルはいくつかあるが、時代設定が1960年代ってのが渋い。

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今日も横目で流し見映画録#006

今日も横目で流し見映画録#006

ジョジョの奇妙な冒険

この作品に手を出す日本映画界の勇気に感動した。
そしてどう見てもレベルの高いコスプレ大会にしか見えない。

あわよくば続編を作ってやろうという終わり方だけど、エコーズの広瀬康一の成長と、吉良吉影と岸辺露伴は見てみたい。
あっ吉良は北村一輝でお願いします。

とにかく日本映画界は漫画の実写化はすべて山崎賢人にやらせる傾向があるがどのようにお考えか。

無限の住人

キムタクは

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