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インテリアコーディネーター直伝!部屋を広くみせるコツ

部屋という限られた空間は、魔法でも使わない限り広くはならないのですが、少しのインテリアテクニックで「広く見せる」という魔法をかけることができます。

限られた空間の中に、
・必要な家具・移動や作業するための動作空間
・私たち人がくつろぐ
・インテリアの小物
などを設置する際に私たちインテリアコーディネーターはフロアプランというものを作成します。
少しでも広く使えるように、感じられるように工夫しながら作成していくのですが、今回はそのメソッドを少しご紹介します。
少しでも今のお部屋よりも広くみえたら、きっと心が開放的に自由になるはず!

時には引き算も必要

部屋の角やドアから見て、対角線の隅をめがけて、まずは写真をとってみてください。対角線上に目線を遮るものはないですか?
自分の目だけで見ると、自分の部屋って景色みたいな感じになっていて、邪魔なモノや不必要なモノがあってもなかなか気づかないもんなんですよね。
写真をとって客観的にみると、
「あっこの家具邪魔だったかも!」
「この小物置かない方がよいかも!」
と気づきがでてきます。
ついつい、インテリア小物を盛りたくなったりしてしまうのですが、時にはモノを引くということも必要です。

大切なことは、自分の目線を遮ってしまうものは、一旦引き算してみてください。そしてもう一度写真をとってみて!
何か変わってみえませんか?

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部屋の角に置くものはこれ!

高さのあるものはできるだけ、入口から遠い場所にある方が、圧迫感はなくなりますよね。高さのあるものはなるべく、動作動線の妨げにならないように入口からは遠い位置に配置する方がベターです。
その部屋の奥の角に配置すれば効果的なモノもあります。
それは、照明やキャンドルなどの灯りです。
できれば、少し背の高いスタンドライトがおすすめです。
間接照明は、暗くなりがちな部屋の隅の壁が明るくなり広がりがでてきますので、お部屋の演出性を高めるうえでも非常に効果的です。
背の高いスタンドライトは置く場所がないわ~。
という場合は、小さなテーブルを置いてその上に低めのテーブルランプやキャンドルなどでもOKです。
是非試してみてください。

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壁に設置するのはこれ!

壁に設置するアイテムとして、おすすめなのがミラー!
壁に立てかけたり飾るだけで効果的に広くみせることができます。廊下のつきあたりの壁やLDの広い壁などに、鏡を設置すると奥行感がでて、広がりがでてきます。
鏡の映り込みが広がりをもたせてくれるんですよ。
ミラールームに入ると、出口がわからない!どこまでも部屋が続いている感じがする!というご経験がある方もいらっしゃる方もいるかもしれませんが、それをお部屋を広く感じられるようにに利用しちゃうのです。
ミラーの映り込みがその先にも何かあるかも??
という効果を期待できます。
壁にアートを飾るのもよいですが、鏡を飾ることも候補にいれてみてください。

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床にモノを置かないこと

そして最後に大切なことは、、、、
モノの定位置をつくり、すっきりといつも片付いた空間にすることです。

整理収納とインテリアコーディネートは切り離せない関係にあります。片付けだけでも楽しくないし、インテリアコーディネートだけでも機能的な空間をつくれない。どちらも複合的にコーディネートすることが必要です。

床にモノを置くという習慣を一度やめてみましょう。
じゃあどこに置けばいいの?
という場合は、ソファの上、テーブルの上に置いてみてください。
それだと、ソファに座れない、テーブルが使えないってなりますよね。
その上にあるモノは本来どこにあればよいのでしょうか?
一つずつモノの定位置をつくっていく必要がありますよね。

なかなか一度には片付けができないと思われていると、床にモノがある生活からは抜け出せません。
まずは、まずは今の習慣を断ち切るところからはじめてみてください。
その後に、整理収納の正しい手順に沿ってモノの定位置をきめることをおすすめします。

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お部屋が広くみえればどうなるのか?

部屋が広く見えると、
例えば、
◆ちょっとヨガでもしてみようかな。
◆友達でも呼んでみようかな。
◆窓をあけてみようかな。

といつもと違うことがしたくなります。
目に見える空間は心とつながっています。
空間にゆとりができると、心にもゆとりがでてきて開放的になり、新たな世界が広がります。

好きなインテリア小物を飾ってみたいな。
カーテン変えてみようかな。
クッションを季節によって変えようかな。
ソファを新調しようかな。
もう少し片づけて使いやすくしてみようかな。

そんな風に暮らしを楽しんでいただけると嬉しいです。

【ソファの選び方はこちらの記事をご参照ください。】

お部屋を広く見せるコツ
まずは部屋を俯瞰してみることが大切です。

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