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『HSPがクリエイティブに向いてるのはどうして?』

■HSPがクリエイティブワークに向いている遺伝子レベルの理由

ずばり、

『遺伝子レベルで脳タイプが異なるから』

 です。私たちの遺伝子は、感覚神経の敏感さ(閾値が異なる)、
そして脳内の一部が非HSPの人たちと違っています。
今回は脳内の違いについてご紹介いたします。

■HSPの脳内検索機能

 生まれた時点で、刺激に対する脳内の反応が異なります。
・非HSPは一つの入力に2,3のことを想起するのに対して、
HSPの人は10個も20個も想起するという脳タイプです。

扁桃体はヒトを含む高等脊椎動物の脳の奥に存在。15mm~20mmほどのアーモンド形の神経細胞の集まり

例えば、

「夏は暑い」という会話という刺激の入力があるとします。
するとヒトの脳は主に扁桃体で、
入ってきた情報に
「快」か「不快」か情動判断を下し、
その判断に紐づく情報を
海馬やそのほかの脳内部位と協力して、
脳内を検索します。

刺激
⇒扁桃体で「快」感情か「不快」感情か振り分ける
⇒同じ感情えタグ付けされた記憶の脳内検索

HSPの人は、この検索反応が非HSPさんに比べて活発であることが知られています。活発とは具体的にどういうことかといいますと、脳全域に検索がかかるということです。
これは電気発火の追跡で実証されています。


■扁桃体がHSPの方々は大きめだから起こること


この
扁桃体がHSPの方々は大きめであることも知られています。
扁桃体は、情動反応や記憶の形成と想起に主に関わっていますから、
 
●おのずと感動体質であることや(映画を見て涙、人に共感して涙、何か訴えようとして涙、です)
●人との関係性に敏感であることがうかがえます。(だから人一倍、良い関係性になろうと気をもむことも)

そして、この扁桃体の大きさが一つの要因となり、
非HSPの人が刺激に対してわずかな電気発火にとどまるのに対して、
HSPの人は脳内全体が電気的に発火することが知られています。

この結果、

・たくさんのアイデアがでる
・いろいろなことを結び付けて新しいものを生む

などへと発展します。

組み合わせの独創的なファッション、色使い、
多彩な言葉遣い、アニメーション、
企画力・提案力、
さらには様々な状況に瞬時に解決策を検索することで成立するスポーツ分野まで活躍の場はたくさんあります。

しかしどんな特性も性質も諸刃の剣です(;^_^A


■切り替えが苦手なHSP型脳タイプの諸刃の剣

「快」スタートで脳内検索が始まれば、良いものの、
「不快」スタートでも、不快な記憶や感情がとまりにくいです・・・。

きつく注意されるだけでなく、
誰かが怒鳴られるのを聞くだけで
ずっと恐怖系の不快感情が頭でこだまする、
というような状態を繰り返すこともあります。

とくに、人間関係において不快な経験は頭から離れにくいです。

本来受容されるべき身内が攻撃性などを見せてくると、さらに病むぐらい考え込んでしまうこともあります。(かつてやみましたよーwww)


つまり、切り替えが生来的にうまくないということです。これが、己に向けられることもある刃です。

良い方はといいますと、
切り替えがすぐにはできないからこそグリッド を発揮し、一つの問題について考え続ける粘り強、これです。


ご存知世の中にはいやなことなど山ほどあります。

詰まらない仕事やら、
敵対心もった同僚。
上司の嫌味っぽい過去のミス責め。

営業系の人や中間管理職の人に多いですね。
身近にも支配的なタイプの人は、
HSPの方々が快適に生きる宿敵(w)ともいえる存在ですね。

過剰に反応してしまうのです


では、どうやって、検索機能を止めればいいのでしょうか。
止まらない理由を脳科学からご紹介いたします。

■どうして、検索機能がとまらないか!?


これもずばり、
HSPの人は、前頭葉から扁桃体に向かう抑制を促す神経が細いからです。


くよくよしたって「不毛」と判断し、さっさと他のことを考えたいところです。
が、HSPの人たちはきりかえが生来的にうまくありません。
非HSPの人たちはわたしたちよりずっと簡単に、脳を切り替えることができます。

だからこそ一つのテーマを考えらえるのですけれど・・・、
嫌なことからも離れにくいのです。

■HSPの人の疲れやすい問題



そして、すごく疲れます。

脳は元来エネルギーを著しく消耗します。

HSPの人たちは、脳を非常によく使いますから、とても疲れやすいのです。

ただのおしゃべりにどっと疲れてしまう経験はHSPの方ならありありなのではないでしょうか。

これは、HSPの方々が一人時間が必要な脳科学的理由でもあります。


■長所に目を向けていく


こう聞くと、
切り替えがうまくなくて、
くよくよといつまでたっても明るい思考を採用できなくて、
人的処理が苦手なHSPさんの一面が浮かび上がってきます。

実際そんな一面もあります。(対策されている人もいます)

感情をコントロールできないような”劣った原始的”人間なのだと思うこともあるかもしれません(散々そうやって攻撃されまてきましたーTTお前はダメ宣言ってもの)

実はHSPの人は他にもいろいろな脳科学的特徴が知られています。
 確かに扁桃体に向かう制御系の神経回路は細いのですが、
人間の知性を担う前頭葉の大きさとは無関係で、
むしろミラーニューロンが豊富で学習には優れていることが知られているのです。(やったー!HSP=扁桃体大きいし、抑制の神経回路が弱い=原始的 とは考えないでくださいませー^^
ただし・・、本当に実に切り替えがうまくないです。)


HSPのみなさまが、
脳力を認めて能力を磨き、
これからもご活躍されますように!


<追記>

HSPさんは、日本を変えていく要の人たちだと思っています。

HSPさんたちが元気で豊になれば、

日本全体も豊になると考えているのです。

なぜって、この宇宙はフラクタルですから!
素晴らしき科学の世界!ミクロからマクロ迄入れ子構造なのがこの現象界です。

日本人は、ホモサピエンス全体の中のHSPです。

・完璧主義
・感性豊か
・深い思考
・共感力ある(思いやり)

など、地球全体からみたらHSP度が高い国民性なのです。
今、日本は世界的視野からすれば元気ではありません。
はっきり言って鴨られてもいます。

日本の中のHSPさんもです。

 HSPさんが心身豊に楽しく生きることは、
日本全体が豊になることに繋がると考える理由はここにあります。

世界平和が家庭内の平和からのように。
だって、みんなつながっていますもの。
素粒子の世界に断絶はないのですから。

似たものは似た方向に流れていくものです。
HSPさんたち、よろしければ全体で幸福度上げていきましょうね。

 日本のためと考えるときがたまにあってもいいのだとは思いますし、
HSPさんは、
「わたしが笑顔で過ごすことが他のHSPの助けになる」という考え方で笑顔になれたりします^^
 HSPさんご自身が生き生きと過ごされますように!!!
今日笑顔で過ごされますように!

刺激過多の世の中をゆうゆうと渡りましょう^^
何かと受難にあいやすいHSPさんを今日も応援しています!


ルクセンブルクの森





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