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あなたは誰ですか? 私はみんなにはしーちゃんと呼ばれています 私は男です 私は173センチ…
足が濡れていました もっと早く気づくべきだったのかもしれませんが 目の前で煌々と光るネオン…
苦行の上に咲く花に想いを馳せてみたのです それはそれは想像もしえぬ 色の無い花でした それ…
その声を聞け 耳を痛めるその声を そこにこそ真実はあり、そこでしか在することなど出来ない …
抜けていく力に身を委ねる その先に何があるだかとか、そんな訳のわからないことはやめろだと…
見ることが出来なかった。 それは、物理的にではない。 この目は確かに目の前に映る机と、風に…
自分ではオレンジって言ってたけど、おそらく紫のような気がするんだよね。 君の唇から漏れる息。 息に色付く彩の世界。
連なる山々と浮かぶ雲の間に一つの沈み行く夕日が見えた。 その光景を仮に切り取ったとするの…
一匹の羊が、見知らぬ森に迷い込んだ。 首を右へ左へ小さく揺らしながら、恐る恐るその一歩を…
薄明かり公園の電灯の下 静かに開いた本の中に 浮かび上がった一言 それが何かは思い出せない…
男は道端に落ちていた誰かの希望を見つけた。 優しく拾い上げて、一言「ごめん」と言った。 罪…
あの日窓ガラスは水滴に溢れて 待ち遠しかった 外は雪模様 扉が空いたら カラカラと音がし…
過去に憧れる自分が映る その水面に あぁ 風が吹く でも 命の最初を見つめても そこには何…
巡り巡る創造なき世界 掠れゆく憧憬 消え行く彩り それでも尚 残された心緒が 行く宛も知れず 声を枯らしてる こんな有り触れた夜なのに 胸が騒がしくなる 正しさもない間違いもない 誰一人何一つ証明できぬ だからこそ今この鼓動に問う 己に何が出来るのかと 止まらない衝動 立ち尽くす闇に 牙を向け一言 そう「さぁ、行くぞ」 終わりなき虚空 波のまにまに 絶えぬ意思にこそ 光あれ