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新築なのにいつまでも片づかない。その正体とは。

静岡県浜松市整理収納アドバイザー 松崎陽子

一度は憧れる新築の家。我が家は、15年前に家を建てました。それまで2LDKの賃貸アパート住まいを経験し、家族が増えるタイミングで建てることを決意。

特にこだわりを持って建てたわけではありませんが、注文住宅でしたので、住宅設備や部屋の壁紙から床まで自由に選べる楽しさを経験しました。

そして、いよいよお引っ越し。ワクワクの暮らしが始まります。でも・・・

数ヶ月後に待っていたのは、想像もしていなかったモノで埋め尽くされた部屋でした。以前住んでいた賃貸住宅よりも遥かに広い家なのに、なぜモノが増えてしまったのでしょう。

家の広さとモノの所有量は比例する法則。

実は、家の片づけのご依頼で築浅の方は意外と多いです。それなのに、片づかないとお悩みの方が絶えません。それは、過去の私と同じ現象が繰り広げられている光景でした。

・何をどこに仕舞えばいいかわからない
・細かな収納ばかり気になり、どんどん増える収納ケースにため息。
・引っ越し依頼開けてない段ボールがある
・とりあえずモノを詰め込み、何があるのかわからない
・時間がない、収納方法がわからない・・・

お悩みは尽きません。

収納スペースが広ければ、沢山あれば片づく。これは残念ながら間違いです。むしろ、広ければ、多くあればあるほどモノが増える法則があります。

管理できる量は個々により変わります。いくら広いスペースがあっても、管理ができなければ意味がありません。片づけが苦手であれば、まずはモノの厳選が先です。特に広いスペースのある押し入れ、クローゼット、パントリーは、モノの所有量に注意します。

とにかく頭で考えるよりも、動く動く動く!!!

当時、家が片づかなかった私に大きな転機が訪れたのは、ふと感じた「勿体無い」という想いでした。

モノで埋め尽くされた子ども部屋。まだ幼いという理由だけで、パンダのマークの段ボールがいくつも積み重なり、引っ越し以来開けてもいない箱がいくつもあったのです。今では信じられないけど、これは本当なのです。

実家の母親が来てくれた時、思わず「あ〜あ」と言ったため息まじりの言葉は忘れません。

まだ小さいからいいよねと思ってました。リビングにいる時間が長く、当時の子どもの荷物はほとんどリビングにありました。これが後に片づかない原因を作り出すのです。

そんな現実にため息をついていたある日、ふと頭によぎった想い。それは、「高額な住宅ローンを組んで購入したマイホーム。なのに、今の私は自分の家が好きではない。毎月毎月高いローンが引き落とされているのに、何をやっているのだろう」

冷静な自分がそこにはいました。ただモノが多いというだけで、なぜこんなに悩んでいるのだろう。

その後、片づけに開眼!とにかく、いろんな収納スペースを全出し、厳選を繰り返していきました。とにかく動く動く!

まだ幼い娘(当時3歳ぐらい)にDVDを見せながら、横で片づけに熱中する私(笑)

幼稚園に入る頃は、片づけに熱中しすぎてバスのお迎えを忘れてしまい、電話がかかってきたこともありました(いやいや、びっくりしたわー)

でも、このひたすら無心で片づけるという行為はとても大事なことなのです(お迎え忘れたことはダメですけどね)

バックヤードにあったモノの正体とは。

そんな片づけを行なっている時に感じたことは、なぜこんなに無駄なモノを大切に保管していたのか。という事実です。

納戸から出てきた大きな段ボールいっぱいにあったのは、「古タオル、古歯ブラシ、くたびれた食器洗いスポンジの山」でした。想像してください、段ボールを開けたらこんなモノがわんさか出てくるのですよ。もう、ホラーです。

これは、過去の私がお掃除をしようと取っておいたものでした。変に勿体無い精神が旺盛で、、、段ボールを開けた時は、大声て笑ってしまいました。

別の見方をすれば、真面目ですよね。何かに使えるからと取っておいていたのですから。でも、片づけにお悩みの方は、みんなそのような思考をお持ちです。

真面目で優しくて情が厚い。

他にも、使いかけのコスメ、ネイル、独身時代の衣類、コスメなんて、いつ使うの?今の私ならきっとこう伝えたでしょう。「それ要るーーー???」

息子のお絵かきセット、絵本、しまじろうもわんさか。増えやすい子どもアイテムの代表ですよね。

モノの厳選は、過去の自分との対話。

モノの要不要を選んでいる時は、まるで過去の自分との対話のようでした。それはそれはどうでもいいものがわんさか出てくるのですから。

捨てられずにそのままだったモノが大半でしたので、きっと勿体無い、まだ使えるという思考でそのままだったのだと思います。

厳選中は、そんな現実と正面切って向き合わなければいけません。とても辛い現実なのですが、ここを乗り越えないと、望む未来はやってきません。

中途半端なことしてきたな、なんて勿体無いことしてきたのだろう。いい加減にモノを扱いながら、すぐに他のモノを購入してみたり、存在を忘れるほどモノを溜め込む。

なのに捨てることに異常に恐怖心を感じていた過去。どんどん負のループに陥る。

自分に取って本当の価値とはどんなこと?自問自答する毎日でした。

本当に価値あるものは、目に見えない幸せ

高額な住宅ローンを組んで建てた家が好きになれない、すっきりしない、子育てに向き合えない、いつもイライラしているという現実の方がよほど勿体無いと思いませんか?当時の私はそれがわからなかった。

今という時は、永遠ではなく、家族の形は変化していきます。幼かった子どもたちも、高校生と中学生です。「ママ〜」と言っていた頃とはまるで違う。

だから、子育て中のお母さんは、急いで片づけを終えてくださいね。今という時が一番価値があるのですから。

モノに振り回せれない暮らしは、心に余裕が生まれ、心地よい住空間を与えてくれます。家は家族の歴史を刻む大切な空間です。本当の価値は穏やかな日常にこそ沢山の溢れています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


ビルーム 代表 松崎陽子

静岡県浜松市整理収納アドバイザー。家一軒の片づけをレッスン方式にて具体的なアドバイスとフォローにて行います。布団から紙切れ1枚まで、無駄なく最短で片づけを終える方法を習得し、ライフスタイルの変化にも動じない、リバウンドの根本解決へと導きます。オンラインレッスンも受付中。


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