#短歌
十五首「腐敗はそれから」
「腐敗はそれから」
眠くなるだけでも音楽は聞かれていてそんな春を拒否する
餃子定食のお店で待ってグミなら一個あげるのにって言う
イルカ(たぶん)が生ごみ入れでジャンプしてももの名まえ ひかって
ずれた音楽が耳から指へ指からまぶたへ暗ひ陽だまり
丁寧じゃなくててーねい想像のたねを取ってスプーンで刺す
春から春を引くシンクの光。大好きなドーナツがねばつく
「空きびんにひつじが住みついて嘘
「腐敗はそれから」
眠くなるだけでも音楽は聞かれていてそんな春を拒否する
餃子定食のお店で待ってグミなら一個あげるのにって言う
イルカ(たぶん)が生ごみ入れでジャンプしてももの名まえ ひかって
ずれた音楽が耳から指へ指からまぶたへ暗ひ陽だまり
丁寧じゃなくててーねい想像のたねを取ってスプーンで刺す
春から春を引くシンクの光。大好きなドーナツがねばつく
「空きびんにひつじが住みついて嘘