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番外・ニコニコ動画文字起こし【ワクチン問題研究会】進撃の医師たち、宣戦布告!東京理科大学名誉教授村上康文先生と会見を終えて対談(レプリコンワクチンやダイチロナ、スパイクで免疫することの問題についても言及)

大阪市立大学医学部名誉教授 井上正康 本日は1月の11日で今 東京の八重洲のオフィスに来ていますが、つい先程まで厚生労働省の記者会見室でプレス発表をさせていただきました。その内容はちょうど半年ほど前に「一般社団法人ワクチン問題研究会」という学術団体立ち上げましてそれがちょうど半年になりましたので、半年間のどういうことをやってきたかというこという内容を報告させていただくのが一つと、それからその内容に関して今のワクチンがいかに危険であるかということを論文を作成したと同時に、世界

    • プラトン『国家』https://www.nanshin-lib.jp/WebOpac/webopac/searchdetail.do

      読みやすいので一度は読んでみましょう。 正義は得か、という設問に対してプラトン(ソクラテス)が答えるもの。司馬遷は「天道是か非か」と『史記(列伝)』を著したが、プラトンの場合は対話形式の著作。私は現代日本人なので当然その視点から突っ込みながら読む。 プラトンは小さいものを大きくすればよいと言って国家を持ち出すが、これには社会科学、自然科学の両方から異議が出るだろう。 社会科学、経済学では「節約は個人ではよいことだが、マクロ経済ではマイナスの影響が出る(合成の誤謬、選挙結果/政

      • 古田武彦『古代史の十字路 万葉批判』https://www.nanshin-lib.jp/WebOpac/webopac/searchdetail.do

        豊穣な歌の世界を体感できる一冊 万葉集の成立は8世紀、記紀と同じころである。万葉集成立前に、長年にわたって伝えられてきた歌の数々に対して、疑わしい前書き・あとがき・題詞がつけられている。古代人が詠んだ歌を書き換えることはなかなか難しいが、前書き、作歌者、作歌場所を変えることはたやすい。とすればまずは歌をそのままにして、付帯情報を疑ってみるべきである。しかし江戸時代以来、付帯情報を頼りに歌の文字を改変したり、歌の解釈を牽強付会にすることがまかり通ってきた。それらを拭い去ると豊穣

        • 秋嶋亮『ニホンという滅びゆく国に生まれた若い君たちへ』https://www.nanshin-lib.jp/WebOpac/webopac/searchdetail.do

          副題に「17歳から始める反抗するための社会学」とあるが、17歳には少し難しいような気がする。二十歳くらいならスラスラ読めるかも。 社会学で使う用語が201個並べられているのですが、大半を知りませんでした。まあ、社会学の用語を知らなくても特に困らない人は多いでしょうが、読みやすいのでパーと読んでしまいましょう。

        番外・ニコニコ動画文字起こし【ワクチン問題研究会】進撃の医師たち、宣戦布告!東京理科大学名誉教授村上康文先生と会見を終えて対談(レプリコンワクチンやダイチロナ、スパイクで免疫することの問題についても言及)

        • プラトン『国家』https://www.nanshin-lib.jp/WebOpac/webopac/searchdetail.do

        • 古田武彦『古代史の十字路 万葉批判』https://www.nanshin-lib.jp/WebOpac/webopac/searchdetail.do

        • 秋嶋亮『ニホンという滅びゆく国に生まれた若い君たちへ』https://www.nanshin-lib.jp/WebOpac/webopac/searchdetail.do

          砂川玄志郎『人類冬眠計画』https://www.nanshin-lib.jp/WebOpac/webopac/searchdetail.do

          本文より抜粋した人口冬眠の研究の動機を載せておきます。 入院患者が移動する場合、自ら移動できる場合はよいが、全身状態が悪く自分では動けない状態だと、救急車などで搬送することになる。さらに、移動させるだけでも命にかかわるような切迫した状態だと、医師が同乗したうえで救急車や救急ヘリで搬送することになる。重症患者を搬送することはとても難しく、そのため搬送医療と言われている。あまりにも患者さんが重傷だと患者さんの搬送さえできないということもあった。なぜ重症すぎると搬送できないのか?重

          砂川玄志郎『人類冬眠計画』https://www.nanshin-lib.jp/WebOpac/webopac/searchdetail.do

          古田武彦『関東に大王あり』https://www.nanshin-lib.jp/WebOpac/webopac/searchdetail.do

          『邪馬台国はなかった』で文章を逐一検討することに魅力を感じたなら読むといい。 埼玉県行田市埼玉にある稲荷山古墳(推定5世紀後半)から出土した鉄剣に金で象嵌された、片面57文字片面58文字合計115文字を読み解くために知恵を絞っているいる様子が丹念に描かれている。金石文の良いところは彫ったままが残っていることである。これが書籍の場合はかなりいろいろな版本を集め、本文からどれが元の文を忠実に写しているかを検討する必要が出てくるが、その作業が無くてよい(例えば、竹簡の『史記』がその

          古田武彦『関東に大王あり』https://www.nanshin-lib.jp/WebOpac/webopac/searchdetail.do

          鈴木玲治・大石高典・増田和也・辻本侑生編著『焼畑が地域を豊かにする』火入れからはじめる地域づくり

          https://www.nanshin-lib.jp/WebOpac/webopac/searchdetail.do 広がりつつある焼畑の具体事例が多いです かつて人口が増えていた時代、焼畑は「労働生産性(労働力の割に収穫量が多い)は高いが、広い土地が必要になる農法」なので積極的に守る意識がなかった。しかしこの過疎化の時代、上記の少なめの労力で多めの収穫ができ広い土地を適切に管理できそうな方法は検討に値するものとなっているだろう。少し荒れ気味の土地や放置している土地があるの

          鈴木玲治・大石高典・増田和也・辻本侑生編著『焼畑が地域を豊かにする』火入れからはじめる地域づくり

          古田武彦『「邪馬台国」はなかったhttps://www.nanshin-lib.jp/WebOpac/webopac/searchdetail.do

          真摯な姿勢を学ぶのにいい。 『魏志』の東夷伝倭人条にははっきりと「邪馬壱国」と書いてある。にもかかわらずこれを「邪馬臺(台)国」と押し通してきた。考えられる理由はヤマトと読みたいがためではなかったのか、ということだ。「邪馬台国」近畿説の松下見林(1637-1703)は『異称日本伝』で「ここに幾多の資料を集めた。(略)しかし、迷う必要はない。なぜなら、わが国には国史がある。つまり『日本書紀』だ。これを基として考えあわせて見て、「合う」ものは採り、「合わない」ものは捨てればよい。

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          関東大震災100年を機に書いてみた

          有料にしているのは悪口満載だから(笑)。支払い情報と共に記録されます。またこの記事はコピーするのは自由ですが、他人へ見せることと、口外することはお断りします。誠に申し訳ありませんが、この記事の内容を知らせたい人がいる場合は、その方にご購入いただいてください。記事の中身がやたらな拡散をされると困るので。 すでに除籍されている本 菅下清廣『2011年まで待ちなさい』 に発端する形で書いています。

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          関東大震災100年を機に書いてみた

          ニック・レーン『ミトコンドリアが進化を決めた』https://www.nanshin-lib.jp/WebOpac/webopac/searchdetail.do

          高校で生物を勉強しなかった人はぜひ読みましょう 前半においてはミトコンドリアが行う生化学についてと、真核細胞誕生のなぞについて。後半においては真核細胞がミトコンドリアを持っているから起こるのではないかとされる真核細胞の大型化、食作用、複雑な内膜系、有性生殖、多細胞化などについて。これらだけでは特定の話かと思うかもしれないが、実にいろいろな概念を知ることができる。少しだけ書いておこう。地球の生物を大きく分けると細菌、古細菌、真核生物だが、では生物の誕生や進化のビデオテープを何度

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          飯田中央図書館および周辺の図書館の本のレビューを公開するページです

          図書館の蔵書検索にレビューを書いた後、twitterにURLを載せていたのですがちゃんと表示させるためのURLを貼るのが面倒なので同じ内容をここに書いてみます。noteに載せたURLもちゃんととべるURLか怪しいので本の予約をしたい人はお手数ですが自分で検索してください。 https://www.nanshin-lib.jp/WebOpac/webopac/index.do?target=adult

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          『竜馬がゆく』司馬遼太郎

          https://www.nanshin-lib.jp/WebOpac/webopac/searchdetail.do 小説は個人的な嗜好品なので万人におすすめとは限らない。 私がこの本を読んだのはアンケートの結果を見たからである。中学生女子に人気の本第一位はモンゴメリの『赤毛のアン』。中学生男子に人気の本第一位は司馬遼太郎の『竜馬がゆく』。私は『赤毛のアン』は文句なく好きだった。で、『竜馬がゆく』も読んでみることにしたのである。のちに読んだことを後悔する。中学生女子である

          『竜馬がゆく』司馬遼太郎