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アエロフロートでフランスへ〜ヨーロッパ初上陸編①

小さい頃から、本好きの母の影響で海外の児童書をたくさん読んできた
その中で「ヨーロッパ」に漠然と憧れを抱いていて、
絶対にいつか行きたいと強く思っていた

そして、大学1年が終わった2月に母と姉と三人でフランスへいくことになった。というのも、その時兄がフランスの田舎に留学していて、
こんな機会はないから、三人で突撃しようではないか、となったのだ。
このフランス旅行を計画する中で、どうやらフランスは場所によっては治安が悪いみたいだという情報を得た私たちは、スリなどに備え、細心の注意を払って行こうと心に誓った。

旅行前日、私だけ東京に住んでいたので、福岡から母と姉が前日に東京入りして次の日に一緒に東京からフランスへ飛ぶことになった。
前日の夜は、憧れのヨーロッパについにいけるんだと思うと
信じられず、またスリに合わないか怖くもあって、なかなか眠れなかった。

そうして訪れた旅行当日。
私たちは今回、ロシアの航空会社「アエロフロート」を利用した

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モスクワでトランジットして、パリのシャルルドゴール空港へ到着する便だ
当たり前だが、機内のロシア語は全く聞き慣れない言葉だった
こんなに長いフライトは初めてで、でもドキドキがまさって全く眠れずに
モスクワに着いた
そこで、乗り継ぎの便がどうやら遅れているようで、でも流れるロシア語の放送が聞き取れず、とりあえず搭乗口で待っていたのだが、
眠いし、言葉わからないし、スタッフは悪びれた様子もなく、
地獄のような時間だった。

そんな時間も終わり、ようやく乗り込むことができ、
無事シャルルドゴール空港に到着した。着いたのは夜だったので、飛行機の窓からは明るいパリの夜景を見ることができ、それだけで興奮した。

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その後無事入国できて、着いたもの遅かったので、その日は空港近くのホテルを予約していたので、そこを目指した。

しかし、ここで問題が発生した。

1、これは問題と言えないかもしれないが、空港からバス停にいくまでに歩いている途中、大きな拳銃を持ったごっつい警察がいた。日本にあんなガチな警察はなかなかいないので、それだけで震え上がってしまった。
とんでもない国に来てしまったと思った

2、バス停に着いたものの、そのバス停で合っているか分からない、また、どのバスに乗ればホテルにつくのかも分からなかった

3、さらには私はその時とてもトイレに行きたかった。
というのも、普通日本の空港だと、入国してからも空港にトイレくらいある
そう思って入国してからトイレに行こうと思っていたのに、
入国して空港のロビーに出ると、トイレがどうしても見つけられなかったのだ

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トイレに行きたくてたまらない中、とにかく確信のないまま来たバスに飛び乗った。結局そのバスで合っていたので、無事ホテルには着いたのだが、
着いた瞬間トイレに駆け込んだのを覚えている

泊まったのは安宿だったので、
二段ベットで、上に母が寝ていたが、怖い国フランスにいるという恐怖と、
上の段で母が動くのがどうも気になって、
全然ぐっすり眠れなかった

ここまで書くと良いことが全くない旅行のように感じるが、
この後、フランス旅行を満喫できたので、そのことに着いては次の記事で書くことにします。


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