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古代ローマを感じる町「ニーム」〜フランス旅行記4


書き残したい。伝えたい。


自分が今まで訪れて好きだった場所について。
今は簡単に海外にいける状況ではないけれど、いつかまた海外旅行に気軽に行けるようになった時、この記事が誰かの旅行計画の一助になればいい

と意気込むものの、ついつい更新が滞ってしまう。今回は重い腰を上げてまた書こう。誰かが「へえ、こんな場所もあるんだ、コロナ後の行きたいリストに追加っ」
とこんな感じに思ってもらえれば嬉しい限りだ

さて2018年のフランス旅行記も第四弾!!!

これまでの経緯(?)を簡単にまとめると、小さい頃からヨーロッパに憧れ、ついに大学1年にしてその夢を叶え渡仏決定。というのも兄がフランスの田舎町に留学中で、それを口実に母と姉とフランス旅行に行くことになったのだ。着いてすぐに兄の滞在する田舎町ムーランを訪ね、共同生活を送る仲間たちに暖かくもてなされ、その優しさに甘えて数日滞在。それを終えて、次の目的地へと向かおうとしている。

さて、次の目的地は??
→→→ ニーム (Nîmes)


ここで「あれ、ニースじゃない?それならよく聞くけど、地名間違えてるんじゃない、、??」なんて声が聞こえてきそうだが、間違っていない。あの南仏のかの有名な地名ニース(Nice)ではなく、私たちが訪れようとしているのはニームという南の方に位置する街。

簡単に説明すると、Nîmes(ニーム)もニースと同じフランスの南部に位置するが、ニースよりも西側にある。(地図で言えば左側)ガール県の県庁所在地だそうだ。古代ローマ時代からの都市であり、町にはそれを感じさせるような建造物が多く残っている

前置きが長くなったが、正直ここに行こうと思った理由は、私がこの近くにあるポンデュガールという水道橋にどうしても行きたかったから。そこに行くために近場で滞在できそうな街を探していてここを見つけた。でも、きっかけはどうであれ、今ではあの時ニームに行って良かったと思える。



本題を進めよう。時は2018年の2月

数日滞在した田舎町ムーランを出発し、電車でニームに向かった。到着したのは日が暮れてからだった。地図で今回滞在する宿を探すものの、暗くてなかなか見つけられなかった。

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(ニーム駅)

そんな時、わんこを散歩中のマダムを発見。犬を散歩させている人に悪い人はいない、と思って道を尋ねてみた。予想通り親切な人で、おかげで目的の宿に到着。その宿は見るからにホテル!みたいな場所ではなく、歴史ある建物を改装して作った宿だった。だから、なかなか見つけられなかったのかも。

Best Western Marquis de la Baume

というホテル。13世紀の建物らしい
この宿、私の泊まった宿ランキングをつけるなら上位に入るくらい、素敵な宿だった。

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客室内は改装されていて新し目で快適。一方でこの外装がなんともオシャレ

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うん。なんか騎士が現れそうな雰囲気

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部屋の窓からの景色

宿に到着して一安心したら、お腹が空いてきたので、夜ご飯は来る途中に見かけた飲食店でとることにした。内装も洒落たアメリカンなお店

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ここで、「プチ事件」発生

この時は英語のメニューがもらえたのかはよく覚えてないが、料理の写真は載っていないメニューだったことは確かだ。女三人だし、食べ切れるように少なめに頼もうと話し合って、メインは二つ、ピザとパスタを一つずつ、前菜としてアボガドのサラダを注文した。

ところが、料理がきてみてびっくり。前菜のサラダだと思ってたものは大きなピザ生地の上に野菜が乗った料理で、他のメイン二つも想像の何倍も大きかった。

「え、サラダじゃないの、」「で、でかい」

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なんだか写真じゃうまく伝わらないが、右奥のがサラダだと思って注文したピザ。

もう食べる前からお腹いっぱいになってしまった。姉には申し訳ないが、私と母はプレッシャーにやられると途端に食欲を失うタイプ。つまり、料理がきた瞬間に大盛りで食べ切れそうにないような量だと「この量だけど、頑張って完食しなきゃ」というプレッシャーを感じ、通常に比べ全然食べられなくなってしまうのだ。その状況を避けるために、メイン2つにしたのに、、、

でももう後の祭りなので、頑張ってお腹に入れ、(もはや味を楽しむ余裕はない)、残すこととなったのだ。

想像以上の量だった話になると、必ずこの事件が話題に上がる。こんなとき父か兄がいれば、食べ切ることなど気にせず、色々頼めるのになんて思う。


そもそも、海外で料理を頼むのって結構難しいことだと思う。例え英語など理解できる言語で書かれたメニューであっても、馴染みのない材料の羅列を見て完成した料理の想像をするのが難しい。それが理解できない言語のメニューであれば運に任せて注文するしかない。きてみたら想像と違ってた、たいう経験もよくある。でも、そんな時1番方法は周りを見渡して、美味しそうなものを食べている人を探し、それを指差して同じものを注文することかな。日本でも初めての店に行った時はよくするけど、海外旅行のときにも何度そのやり方に頼ってきたことか。

こんな経験をすると、写真付きのメニューがあるお店がいいな、と思ってはみるものの、
きてみるまでどんな料理か分からなかったり、文字から料理を想像しながら注文するその過程も案外楽しかったりするので、写真がないメニューもいいのかなぁ


この記事にニームの観光について詰め込もう、と思ったものの、着いた日の話が想像以上に長くなってしまったので、続きは次の記事に書くことにしよう


Au revoir !!!


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