見出し画像

今週読んだ本

世界幻想動物百科

RPG系のゲームをしたことがある人なら誰しも聞いたことあるドラゴンを始め、日本の妖怪にいたるまで世界の幻想動物の由来が書かれた本。

ハリーポッターに出てきていたマンドラゴラとかも網羅されている。

ファンタジー小説を読んでもっと詳しく知りたい、自分が小説を書いているけどどういう設定なのか追求したいなんて人にはちょうどいいかもしれません。

特に目的がなくても映画で描かれていた内容と伝承とでは違いがあるんだなと新たな発見もできる一冊。

イラストで読むギリシア神話の神々

私のギリシア神話に対するイメージは、登場人物が多くて何の話だかわかりにくい。聖書と違うのか? その割にやたらと世界の名画の題材にもなっている。宗教と関わりがもある(らしい)、とこんなところ。

そんな素人丸出しの私でもとっつきやすくイラストで解説してくれているのがこちらの書籍。

世界に残っている名画がギリシア神話の1シーンだったりするのだが、実例を挙げて紹介してくれている。

美術館めぐりなど好きな人は馴染みやすい内容と思う。


何より私のとって良いと感じたのは、神々の家系図。ゼウス、ポセイドン などなど、名前は聞いたことあるが実際の関係性は?親なのかただの親戚なのか。

こういう神話って一般常識なんだろうか、私が無知なだけか。


モモ

児童文学に分類されているので知っている人は多いと思う。

時間がテーマの物語。

不思議な主人公モモが、時間泥棒から盗まれた時間を取り戻す作品。

児童文学、されど児童文学。大人が読んでも考えさせられる名言が多い。


”どんどんスピードを上げて働いても、残りの分の道路はちっとも減っていない。だからもっとすごいいきおいで働きまくる。だけどそれでは息が切れて、動けなくなってしまう”

自分のこと言われているのか?と錯覚するほど刺さる名言が多い。

今の忙しない現代社会にも通じるものがあると思うので、既読の方も読み直すと新しい気付きが産まれるかも。

無敵の独学術

ひろゆき氏の本です。

中身は様々な分野を学ぶ上で独学が一番コストパフォーマンスが良いというメッセージを綴っています。

ただ独学を推奨しているわけではなく、独学で得た知識を今後どう活かしていくかを定めないとただの時間の浪費に終わると提唱している。

プログラムを学びたい → 学んでどうしたい? → ない

では、意味がない。

目的が明確であるなら到達までの手段は最短経路を取る。

難しいプログラムを取り入れる必要があるなら、誰か優秀な人のものをパクればいい。

私は信者でも何でもないが、自分と考え方、思考が似ているから読んでいてストレスが無いのだと思う。

#読書の秋2021

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?