中山七里『ヒポクラテスの誓い』読了。
一話完結の短編連作のようでいて、終盤に底にあった太い一本の筋が姿を表すのはさすが。タイトルにもなっている「ヒポクラテスの誓い」の内容は、さらっと読み飛ばしてしまったが、実はそれこそが、この本の大筋につながるものだったと、気づかされる。

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