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ヴェルデ@歴史・美術ライター
2019年8月1日 14:45
「これにしたら?」 そんな直感が、図書館の書架からその本を選び取らせた。 中山七里さんの『おやすみラフマニノフ』である。 彼(男性であることも、ついさっき知った)の作品で、ちゃんと読んだのは二冊だけだ。 『おやすみラフマニノフ』と同じ岬シリーズの一作目『さよならドビュッシー』と、悪女ものの『嗤う淑女』。 『さよならドビュッシー』は、読後感があまり良くなかったせいか、続編が